入院中に出会った
大切な友達が、長い眠りにつきました。
2023年2月27日
友達になった日
肺炎で入院中
明日、退院するので、
と挨拶に来てくれた際
不思議と話が弾んで
とても仲良くなった友達。
会話の途中に
来年まで生きられないかも
っと言われ、
頭に隕石が降って来たような、
強い衝撃とショックを受けました。
目の前にいる彼女は、とても元気な姿で
こんな出会いが本当にあるのかと
現実味がありませんでした。
数ヶ月後に新しくオープンする
大好きなパン屋さんへ行く事が
楽しみと話すと
自宅から近いから
一緒に行こう!っと誘ってくれて
連絡先を交換しました。
退院日が未定の私にとって
その約束はとても嬉しい励みになりました。
数日後、連絡すると
抗がん剤の副作用がひどく、緊急で
再入院の手続きをしていると知りました。
白血球などの数値が低く
無菌室の個室に隔離されていたりと
会える時間はそんなに多くはなかったけど
体調が回復して普通病室に移動した時には
一緒に院内を散歩したり
共通の友達も出来て
思い出をつくる機会がたくさんありました。
退院したら3人で会う
新しい約束もできました。
春から夏
お互い退院しても、
彼女の通院日に病院にいったり
LINEや電話を通して交流がありました。
同じ受診日には、
わざわざ車椅子で
抗がん剤治療でグッタリしてる私に
元気を届けに来てくれました。
この頃、脳への転移が見つかり
彼女は放射線治療を頑張っていました。
腫瘍の圧迫による顔面麻痺、
副作用による味覚変異で、
食事が美味しくないと言っていました。
脳に浮腫が見つかった際には
2週間しか意識が保てないと
医師から宣言された事もあったけど
最後の照射を無事に終え
一時的に体調も良くなっていました。
それでも進行が止まる事はなく
抗がん剤治療の再開が決まりました。
この抗がん剤には
期間が設けられておらず
体力がある限り治療が続くと聞き
彼女の体で耐えられるのか、
どんどん衰弱していったら、、っと
とても心配になりました。
初めの1ヶ月は、腫瘍も小さくなり
体調が良いと喜んでいてとても安心しました。
夏 後半
約束していたパン屋さんは
延長、延長を繰り返し
ようやくオープンしました。
この頃、
彼女の癌は全身に転移しており
抗がん剤の効き目も悪くなっていました。
また、喘息の悪化もあり
会える機会も通話もなくなっていました。
彼女の通院日に
無理にでも押しかけて会うべきか、
とても悩みましたが、
具合が悪い時に人に会いたくない気持ちが
理解できたので、
彼女の負担にならないよう
望むままにいました。
何度か体調がいい時に、
会う約束をしましたが
その日までに体調が悪化してしまい
会うことは出来ませんでした。
少し寒くなってきた頃
食事が取れなく、脱水気味で
緊急入院する事を知りました。
今すぐ病院に行って会いに行けるか聞くと
もう末期の末期で
ホスピス病院へ転院するかもと聞きました。
転院先では、面会が自由にできるからと
その機会を待つ事になりました。
体調が悪くて、文字を打つのが
うまく出来ないと言っていました。
2日後の転院日に、
応援のメッセージを送りました。
既読のみで返事はなかったけど、
具合が悪くて打てないんだな
っと思っていました。
その後、何度かLINEを送りましたが
もう既読がつくことはありませんでした。
私は、体調が悪すぎて
携帯が触れないと思っていたので
親族の方から連絡を頂いた際、
理解が追いつかず、時が止まっていたような気がします。
共通の知り合いから、連絡をもらい
よくやく彼女が亡くなったと理解しました。
家族を残してしまうかもしれない
不安や悲しみを抱え、
なんども、なんども、
つらい治療を受けては、副作用に耐え
病気の進行に伴う、痛みや不調のなか、
短い余命宣告を受けても、
彼女はずっと頑張って生きていました。
できる事なら
自分の寿命を分けてでも
もっと家族といる時間を
増やしてあげたかったです。
痛みや吐き気も、代われるものなら
変わってあげたかったです。
だんだんと会えなくなって、
連絡も難しくなって
何もしてあげれない
そう思う周りの人の気持ちを
彼女を通して理解しました。
ご家族の心遣いで、
来月、彼女に会いに行ける事になりました。
共通の知人と一緒に行くので
3人で会う約束が果たせそうです。
また一緒に食べる約束をしたパン屋さんも
最寄駅にあるので、
パンを持って行くのは、
失礼にあたるのではと悩みましたが
せっかくの機会なので
約束を果たそうと思います。
機会を与えてくれた
彼女に、ご家族の皆さんに
本当に心から感謝しております。
言葉では言い表せないくらい
とても悲しい気持ちです。
このブログを書く事は悩みましたが、
大切な彼女との思い出の一つとして
このブログをアップさせていただきます。
彼女のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
