『日雇派遣指針セミナー』 | 人材ビジネスコンサルタント奮闘記

『日雇派遣指針セミナー』

 東京労働局が実施した『日雇派遣指針セミナー』に今週月曜日に参加してきた。

今回参加したのは、3/17(月)10時~11時30分の開催分であった。

あとで労働局のホームページを見たら、各回定員100名であったいう間に参加〆切となったようだ。


参加できたのはラッキーだったが、これだけ派遣会社があるのだから、合計定員400名というのは確かにおかしな話で、もっと開催数を増やすとか、定員を増やす努力をしても良いのではないかと思った。                     (ざっくりと見ただけでも、会場の定員キャパは200名は詰め込めそうだった)                http://www.roudoukyoku.go.jp/event/2007/20080228-seminar/index.html


内容はというと・・・


正直なところ、厚生労働省が先日しめした『日雇派遣指針 労働者派遣法施行規則改正について』をページ毎に読み合わせていくだけで、『こういったセミナーを開催した』ということが目的となっているだけで、各派遣会社にしっかりと持ち帰ってもらおうという労働局からの熱い思いは全く感じられなかった。


現場に労働局職員がこのありさまなのだから、日雇派遣労働者の労働環境・雇用条件をどうにか改善していこうという机上で物申すだけの国会議員が裸の王様に見えてくる。


しかも一番詳しく話の聞きたかった雇用保険・健康保険の適用促進については、所轄外のために詳しい説明は、社会保険事務所・ハローワークに別途問い合わせてくれという不親切さ・・・


公務員などいらないから、すべて民間に移行すべきだとしみじみ感じた。

気になる雇用保険・健康保険の適用について、本日ハローワーク・社会保険事務所に問い合わせした。


■健康保険■                                                                        賃金日額第1級~第11級 介護保険該当あり・なし・・・合計22種類


◆健康保険印紙代(介護保険該当なし)◆ 保険料日額

第4級 賃金日額6,500円~8,000円 被保険者295円 事業主475円 合計770円

第5級 賃金日額8,000円~9,500円 被保険者355円 事業主575円 合計930円

第6級 賃金日額9,500円~12,000円 被保険者440円 事業主710円 合計1,150円 



■雇用保険■

賃金日額第1級~第3級・・・合計3種類

◆雇用保険印紙代◆ 保険料日額

第1級 賃金日額11,300円以上 被保険者88円 事業主88円 合計176円

第2級 賃金日額8,200円~11,300円 被保険者73円 事業主73円 合計146円

第3級 賃金日額8,200円未満 被保険者48円 事業主48円 合計96円


健康保険・雇用保険ともに前2月の印紙合計が26枚以上の場合に被保険者となることができます。

詳しくは厚生労働省ホームページで確認してください        http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/dl/haken-shoukai01.pdf


上記から感じた点は・・・ 


①健康保険負担が労使折半ではなく、事業主負担のほうが多い(約62%負担)

 →派遣会社の粗利率が約5~7%低下する 

②日雇い雇用保険の促進には前向きではない

 →雇用保険適用希望者が殺到するおそれがあり、常用雇用へ切り替わる努力を継続的に行っているなど受給資格の承認には高いハードルがある


結局のところ、あまり大々的にはクローズアップされていないが、健康保険・雇用保険あわせると、派遣会社にとっては約6~8%の負担増となるようだ。

日雇派遣はもはや儲からないビジネスとなりそうだ・・・

                                    

                

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