グッドウイル事件 実態証言「派遣先、毎回違った」契約書そのものに不備
人材派遣大手「グッドウィル」(GW、東京都港区)の二重派遣など職業安定法違反事件で、港湾関連会社「東和リース」(同)に派遣されていた女性が産経新聞の取材に応じ、「どこへ行くか告げられなかった。派遣される先が毎回変わった」などと、二重派遣の実態を語った。
また、GWと東和リースが交わした契約書の不備も判明。同法違反(労働者供給事業の禁止)容疑で両社などを家宅捜索した警視庁保安課は、押収した資料の分析を急ぎ、GW本店の関与も調べている。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080217-00000053-san-soci
ブルーカラー系の人材派遣は、企業がわの利便性を追求するあまり、労働者の保護がなおざりになってしまっている。
物流業などの軽作業は、季節変動や天候、はたまたテレビなどの流行で、日々の業務量が大きく左右され、需給調整が容易な「日払い派遣」に依存する構造となっている。
物流会社も、翌日の出荷動向など需要予測をギリギリまで見極め、それから派遣会社へと人数の依頼をかけてくるのであり、どこの仕事に行くかは夕方や夜になってきまるケースが非常に多い。
そのような場合に、上記のように電話で仕事内容や現場の詳細を明確に告げられず、仕事に向かわされるケースもでてくる。派遣会社が効率化を追求するために、スタッフに仕事を紹介する内勤コーディネーターをほとんど教育を施さずにアルバイトで廻していることも影響しているであろう・・・
事前の「就業条件明示」なども含め、「日雇い派遣システム」のスキームの抜本的な見直しの必要性を強く感じる。
世の政治家には「日雇いを悪!」と簡単に済ますのではなく、日本経済の仕組みのなかでどのように組み入れていくかを本気で考えてもらいたい。
「日雇い派遣」を禁止すれば、いまよりももっと酷い状況に陥っていくのは間違いないのだから・・・
詳しくは、http://hr-biz.jp/