そんなものが自分の中にあったなら
きっと今までの自分をリセットするだろう

でも、残念ながらそんなものはなくて
今までの自分を捨てることも、否定することもできない

そう、自分は臆病者だ
現状に満足できなくて、必死にもがいているけれど、どうすればいいのかわからない

行き詰まった心はどこへ向かえば良いのだろう?

全てを終わらせることも考えたさ
それでも生きていたかった
大切な人と交わした約束があったから
あいつのために生きなきゃいけない

もう叶えられない夢を俺に託したあいつのためにも
死にたくなる程辛いときもあるさ
そんな時はいつもあいつのことを思い出すんだ

もうこの生命は自分1人のものじゃない
だからこんな生き方しかできなくても、不器用でも不器用なりに生きてきたんだ



だけど……


泣きたいときに泣けないのは自分の悪い癖

ずっと昔、あいつに言われたんだ
わかっちゃいるけど、他人にそんな姿見せられないだろう?

残念ながら自分の周りには味方と呼べる人はなく、友人さえも敵だった

友人だと思ってた奴は片っ端から裏切り、本当に簡単に、それこそ人が蟻を踏み潰すように他人に他人を売り渡す
己の保身のために

そしていつしか他人を信用しなくなった
今でもどこかで人を警戒しているんだろう

全て自分の力で何とかしなくちゃいけないと思っていた
いや、今でも思っているんだろう


でも、他人に頼らないとこの世界では生きていけなくて
そして、また絶望して………

そんなサイクルを断ち切れなくてまた、ひとりで抱え込む


そうして今の自分という人格を作り出した
目に見えない何かから自身を護るために

だから、皆が知ってる自分は本当の自分じゃないんだと思う

本当の自分をさらけ出す勇気のない臆病者
他人と距離を取りたがる自分

そんな自分が他人に口出ししているのがすごく申し訳ない気がしてならない
自分は感謝されるような人間じゃないんだ



だから0に戻してしまいたいんだ
本当の自分がどんなだったか、もう思い出せないけどな


正直、もう疲れた

でも、今までを捨てれない自分はどうすれば良いのか……
わからないから多分これからも悶々とするんだろう


(´ヘ`;)