明日の見えぬ我々は
何を道標に歩いてきたのだろう

いつでもそこには選択肢が転がってて
必ずそれを選ばなきゃならない

取り返しのつかないこともたくさんあった
失ったものもたくさんあった

それでもここまで生きてきた

………何のため?

わからない

答えはきっとわからなくって
でも、答えを探し続けるのだろう



人は世界と別れるとき、人の思いを連れて行く

骨になり、土に還り
人の心に思いを刻み
刻んだ人の思いを連れて行く



今まで何人の心にこの姿は残っただろう?

……いや、忘れた方が幸せなのかもしれない




人は忘れる動物だから
忘れないと心が潰れてしまうから

知らない方が幸せとは言うけれど
知らないまま忘れられるのはもっとツラいんだ


いや、今更どうにもならないか……



どうにもならない思いを抱いて
今夜も街に消えていく

いつしかその姿は闇に溶けて
いつしか忘れられていく












きっと今夜も新しい出逢いと別離れがそこにある





さぁ、今夜は何を選ぶ?