年に1度尋ねたくなる知り合いの庭があります。
その方とも本当に年に1度しか合わない・・・・。
その方の薔薇を拝見したく、薔薇が咲くころになると
そわそわしだし、タイミング見計らってお誘いくださるのです。
それぞれ忙しいのと、やはり庭を拝見するのは午前中、ということで、今年も仕事前、早朝5時にお庭拝見して
ずっと植物のことを話していました。
オールドローズ、蔓薔薇を愛するその方の話を伺っていると、
薔薇の奥深さを知ります。
そして、花の組み合わせ。
薔薇のみならず、宿根草も。
ほぼ毎年お邪魔しているのですが、毎年変わった庭を見せてくださいます。
その庭には薔薇の妖精が住んでいる、と思っています。
ステムの先まで気にかけた仕立ては半端じゃなく
素敵。
どうやったらあんな風に誘引して素敵になるのか?
エネルギッシュな来年の庭づくりの構想も伺いつつ
うっとりとして余韻に浸っています。
1年に1度、こんな日があるのは私の気持ちの栄養剤。
その彼女のまた素敵なこと・・・・・・・。
何かを達観しつつ、身体で感じつつ、素敵に生活しているであろうことが垣間見え、優しい薔薇の妖精と彼女の共鳴を
今年も感じました。
この庭を見て薔薇が好きになりました。
この出逢いも宝物のひとつです。