いよいよ中国とも今日が最後。

最後の朝食はホテル近くの包子屋さんへ。

 

北京に来たらこれを食べずには帰れない。

中国南部の朝食と言えば粥なんだけど、北部は包子(パオ)なんだよね。

早朝から大勢のスタッフさんたちが忙しそうに包んでる。

 

 
基本のセットを注文。
ふっかふかの肉まんに縁までなみなみと盛られたたっぷりモツのスープ。
 

 
もう間違いない味。
皮のふっくら具合と濃い餡とがなんとも絶妙なバランス。
 

 
こちらのモツスープは濃いめの味付け。
とにかくモツの含有量が凄い。
食べても食べても出てくる。
それにしても北京の人は本当にモツが好きなんだなあ。
 

 
 

 
スタンドで売っていたカップのお粥。
注文すると温かい蒸し器から出してくれる。
これがたったの3元(60円)。
 

 
まるでタピオカドリンクだね。(笑)
味付けは結構薄目。
でもだから最後まで飲めるのかな。
忙しい朝なんて、駅まで歩きながら片手で朝食が取れる。
日本に持ち込めば絶対流行りそう。
 

 
最寄り駅の構内。
今となってはなかなかレトロなデザインだけど、きっと竣工当時は最先端のお洒落で贅沢な駅だったんだろうなあ。
 

 
そしてとうとう到着、世界一広い広場、天安門広場。
ここに入るまでが結構大変だった。
 
まずは駅の改札を出る時に手荷物検査。(他の駅では入場時のみ)
 
つづいて専用の建物で2回目の手荷物検査。
ここが一番大変で、一応X線を通すんだけど結局ほぼ全員が荷物を全て台の上に開けさせられ。
 
僕の場合、最初に目を付けられたのが帰りの航空機のバウチャー。
スマホに入ってはいるんだけど念のためにプリントアウトもしてきた紙。
英語が読めないのか、早口の中国語でまくし立てられ、おそらく「説明しろ」と。
「Return flight confirmation」と言ったが僕の発音が悪かったのか通じず更に検査官の口調が強まり、とっさにNHK連想ゲーム(古っ)の如く両手を広げて飛行機のかっこをして「ゴー」と言ったら通じた。(笑)
 
続いて目を付けられたのが旅行用にビニール袋に小分けした胃薬。
同じく同番組の“3ヒントコーナー”よろしく、顔をしかめてお腹を押さえる⇒薬を飲む⇒笑顔で全快、の3アクションで検査官の苦笑いを引き出してパス。
 
ようやくこの鬼の検査を通過したら更に広場に入る直前で3回目の手荷物検査。
 
ふぅ~てなわけでようやく入場。
これは毛沢東記念館。
 

 
人民英雄記念碑。
 

 
日本の国会議事堂にあたる人民大会堂。
 

 
ここが広場のほぼ中心。
 

 
 

 
 

 
それにしても団体旅行客の多さよ。
広場のあちこちにツアコンさんの手持ち旗が立ち、ここにいる人の大半は団体旅行客。
それにしてもお揃いの帽子やお揃いのTシャツとか、今の日本の団体旅行じゃ考えられん。
古き良き感覚だなあ。。。
 
これは故宮に入る順番待ちの列。
時間が無い(し入場料40元(800円)を出す余裕も無い)のでこの行列の後ろに並ぶのは断念。(>_<)
それにしても北京にまで行って故宮に入らない旅行って一体なんなんだ。(苦笑)
 

 
この位置から、ずーーーっと先まで見通せる。
 
 
 
 
龍舞っていう伝統舞踊の練習。
 
 
故宮の、天安門広場とは反対になる出口。
 
 
景山公園。
ここから反時計回りにぐるっと回って登山道からプチハイキング。
 
 
ちょうど桜が咲いてた。けど散り始め。
日本より随分早いんだなあ。ちょっと意外。
 
 
おお、これぞ中国。
これが青空だったら赤瓦とのコントラストが一層映えるのに。ちと残念。
 
 
 
 
 
 
 
 
公園のあちこちに、いろんな趣味のグループが数多。
 
 
 
 
中国美術館。
 
 
 
 
 
 
ファミマの音楽が日本と違う!!(笑)
 
 
 
 
最後の昼食を探していたら一風堂を発見。
例によってメニュー写真を一通り。
日本より2割くらい高い程度かなあ。
 
 
 
 
 
 
 
 
最終的に選んだのがここ。

 
これが今回の旅行で食べたものの中で一番美味しかった!!!!!
辛さ加減もちょうどよく、しかも辛いだけでなく旨味が凄い。
レンコンのシャクシャクやホルモンのコリコリが程よくて食感も楽しい。
 
麻辣鍋(16元(320円))+(トマト卵スープ3元(60円))+(ご飯2元(40円))=合計(21元(420円))
という信じられないコスパ!!
いや毎日これでよかった。
 
 
後半はおじや風に。。。
 
 
新幹線の車内。
日本では無くなってしまったスナックコーナーや車内販売がある。
 
 
 
 
 
 
新幹線の中で大音量でTV?を見ている迷惑客。
キャビンアテンダントのお姉さんが2回注意しに来たけど完全無視。
 
僕は30分程度の移動だからまだいいけど何時間も乗ってる人はゆっくり寝ることもできないだろうなあ。
CAさんに言って車両を移ってる人もいた。
日本じゃこんな輩はすぐ降ろされるよ。。。
(以前のブログにも書いたけど、茅ヶ崎でのサザンの45th.ライブのために設定された臨時特急えぼしに乗った際、車内はサザンTシャツを着た全員サザンファン100%の中、ボリュームを絞ってサザン掛けてた時ですら車掌さんに注意されたもんなあ…)
 
地下鉄の中でもこんな人いたし、同じく車内で携帯で大声で話す人もザラにいた。
 
 
 
 
天津駅構内の通路の途中。
一体どこまで続いているのか…ちょっと怖い。(笑)
 
 
天津空港第一ターミナル。
スマホの補正入ってるけど実際はもっと暗いからね。
一応国際空港なのだが…。(^^;;
 
 
空港に早めに行って良かった。。。
自動チェックイン機は無く、たった3つのカウンターで何百人と言う乗客を捌く。
結局40分並んだ。
 
 
はい。
てなわけで最後までお付き合いいただきありがとうございました。
 
帰国後、子供から衝撃的な事実を知る。
 
今回事前にQR決済用アプリ(WeChat)をインストールしクレジットカードとの紐づけまでして持って行ったものの、モバイルWi-Fiレンタルをしなかったがために街で一切使えず、これまで再三書いた前代未聞の極貧旅行となった。
 
ところが。。。docomoのahamoには20GBまでの国際ローミングサービスが付いていたのだよ。。。
 
つまり現地でチョチョイと設定するだけで、実はQRコード決済が使えた。。。
 
かつて旅行会社Jで8年間働いた経験を持ち、更にその後携帯キャリアdで店長までやった人間が、こんなオチですか。。。
 
・・・いつかまた行こう。
 
そして今度は贅の限りを尽くした旅行をしよう。
 
そう深く胸に誓った今回の旅行であった。(完)