さて。天津に着いてからずっともしやもしや、、、と思っていたことがほぼ確定となった。

「中国ではクレジットカードは一切使えない。」

 

クレカが使えるのはせいぜい高級ホテルくらいで、市内のどんなショップ、レストラン、コンビニでもクレカが使えるお店など皆無!!

子供から後期高齢者まで、市民はほぼ100%スマホのQR決済のみで生活している。

 

どんな屋台や観光用人力車ですらもQR決済での支払い。

 

普段余程現金払いが無いのだろう、現金で支払いをするとお釣りがない店もしばしば。

近隣仲間の店舗で両替してくるまで延々待たされたり、中にはレジにある分の釣銭だけ手渡されて(全然足りない)帰らせようとされたり。

 

地下鉄もほとんどの券売機がQR決済のみの対応で、現金が使える券売機はごくごく一部。

駅によっては無い場合もあり、窓口でパスポートを見せて買わなければならなかった。

 

今手元にあるのは日本円が1万円強と前回の中国旅行での残り銭50元(千円)。

つまり4日間の旅行をこの現金だけで過ごさなければならないのである。

 

移動費や施設の入場料などさっ引けば、1日あたりの食費は千円台。

嘘だろ?

 

前回の重慶では火鍋、前々回の上海では上海蟹を食べた。

当然北京では北京ダックを食べるのが楽しみだったのに!!!!

 

ここから元旅行会社員とは思えぬ下調べの甘さから、地獄の極貧旅行の開始となる。

 

落ち込んでいる時間は無い。

気持ちを奮い立たせてとにかく回れるだけ回るのだ。

 

てなわけで古文化街。

中国の中華街って感じ?(笑)

古い建物を移築して保存活用した街。

一気に古代にタイムスリップ!!

平日だから人出はさほど多くなく、ゆっくり回れた。
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
天津名物の麻花(マーファー)ってお菓子。
見た目ちょっとグロイんだけど(^^;;、人が食べいるの見てるとカリポリして日本のかりんとうっぽかったな。
ただ究極の極貧旅につき、あれこれ食べまくるのはご法度。
昼食は“これぞ”という品を吟味しなければ。。。
 

 
 

 
見た目パイナップルっぽいけどおそらく卵黄っぽい色からしておそらくしっとりカステラみたいな感じなんだろう。
 

 
こんな感じでお店がたくさん並ぶ。
どれも見たことも食べたことない食べ物ばかりで迷う。。。
 

 
鶏の足先の専門店。むむ、、、興味わくけどあとひと勇気が出ず。
 

 
中央にはこんな広場が。
左側に結構大きいお寺があったけど有料だったので入らなかった。
中国のお寺ってだいたい想像つくし。
 

 
 

 
 

 
広場を抜けると川岸に出た。
 

 
高層ビルが視界に入り、一気に現代に戻る。
対岸には西洋建築の大きな建物。
なんだか不思議な感覚。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最終的に選んだのはこのプチ焼き肉まんみたいなやつ。
 
 
最後に辛いソースをかけていただく。
これで300円くらいだったかな。
ピリ辛で外側カリカリ。
もうビールに合う合う!!
どんな極貧旅だろうがビールは欠かせない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
抜けたらこんな立派な銀行が。