03　ベトナムフェスティバル@代々木公園

4年振りに代々木公園に帰ってきたベトフェス。

店舗の数は少し減ったけど、天候に恵まれていつもの賑わい。

まずはバインミー。

今まで食べた中で一番間違いないのがBANH MI XIN CHAO(バインミーシンチャオ)。

本場のバインミーに絶対欠かせないのがなます(なまこじゃないよ笑)とレバーペースト。

実は僕はレバー自体はあまり得意じゃないんだけど、バインミーにはもう絶対入ってなきゃ。

日本人の好みに寄せて(或いはコストカット？)これを抜いてるお店があるけど、レバーペーストの無いバインミーはバインミーじゃない。

シンチャオのバインミーは基本に忠実。

このスタッフさんの多さが人気の証。(笑)

ただこれは日本だから仕方ないんだけど、向こうのバインミーは香草が溢れるくらいパンパンなんだけどね。

追加料金出すから香草増量でって言ってみたけど、店舗なら対応するけどここじゃ無理だって。

まあこの混雑だからね。

無理言ってすみません、今度店舗に行きます!!

あとシンチャオはこのパンが旨いんだよなあ。

フランスパンとコッペパンを足して2で割ったような、ちょうどいいふかふか加減。

そしてなんとなんと!!

ブンチャーの専門店を発見!!

いやーこんなお店があったのか!!

僕がベトナム料理で一番大好きなのがブンチャー。

日本だとベトナムの麺料理と言えばフォーだけど、主にフォーはホーチミンに代表される南部の主食、ブンはハノイに代表される北部の主食。

フォーが米粉の板を麺状に裁断して作るのに対し、ブンは心太(ところてん)のように穴がたくさん開いた筒から練った米粉を押し出して作る。

独特のプチプチした触感がなんとも楽しい。

そしてそれを炭火で焼いて焼き目の付いた豚の挽肉とスライス焼肉が入った甘めのニョクマムベースのつけ汁に付けて食べる、言わばベトナム風つけ麺がブンチャー。

日本のベトナム料理屋にフォーは必ずあるけど何故かなかなかこのブンチャーがメニューに無いんだよね。

ベトナムの二大巨塔麺料理なのに。

つい先月地元綱島にも初のベトナム料理店がオープンしたけどやはりブンチャーは無かった。

ガッカリしてたところに、ここで専門店のブンチャーが食べられるだなんて!!

もう嬉しすぎる!!

これこれ!!

ひゃっほーいっ!!

つけ汁にはバインミーのなます同様、人参と大根のスライスが入る。

ハノイではどのレストランでも最初から各テーブルにざるに香草がてんこ盛りに置かれてて入れ放題、パクチーやレモングラスなんかをラーメン二朗系の野菜マシマシ並みに盛って食べるんだけどね。

チャー(肉)にこの網目の焦げが入ってるのが大事!!

フライパンで焼くと肉の油で表面がぐちゅぐちゅになっちゃうところを、炭火で網で焼くから表面がカリッとし、油が抜けたところにつけ汁が浸み込んでいく。
そしてまた炭の香ばしさがプラスされ。
この網目焦げが本場の証。

こんなアイドルグループがたくさん歌ってた。

今のこの文化は世界共通か。

ジョイサウンドによるカラオケブース。
留学生と思しきベトナムの青年が優里のドライフラワー歌ってた。
こうして日本の思い出の曲として彼の人生に刻まれるんだなあ。。。

ベトナムの伝統芸能と言えば水上人形劇。

ハノイの国立劇場でチケットのキャンセル待ちをしてようやく見られたことを思い出すけど、ここではタダで誰でも見られる。

なんかレトロで癒される中にも時々ビックリの仕掛けとかもあって面白いんだよね。

一番最後に操り人さんたちがレビューで出てくる瞬間が一番好き。