三河亭復活! | Through Blood

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一口馬主ブログ

8年前に閉店してしまった岐阜で最初の老舗洋食屋さん「三河亭」が先月リニューアルオープンしたと聞き、さっそくランチに行ってきました。
 

 

閉店する前は毎月14日にここで会合があったので最低でも月1回は来ていたし、ここのカツサンドが好きだったのでお土産に買って帰ったりしていました。

 

100年続いた洋食屋さんでしたが8年前に突然閉店することとなり、ここの代名詞である「高等ライス」が食べられなくなってしまったのはとても寂しかったです。

 
高等ライスというのはカレーライスに目玉焼きが乗っているだけの単純なメニューなのですが、スパイスが効いた独特なとろみがあるカレーと目玉焼きの合わせ技は他では食べられない美味しさでした。
 
 
今回のリニューアルは昼営業のみということで、メニューも
 
・高等ライス 900円
・カレーライス 800円
・カツカレーライス 1,200円
・トンカツ(単品) 400円
 
の4種類でしたが、これからどんどん増やしていくつもりだそうです。
 
 
ちなみに付箋でCaming Soon ! って貼ってある下にはカツサンド900円と書いてありました。
さすが、分かってる~
 
やはりここは高等ライスですね。
この三河亭と書かれた美濃焼のどんぶり、昔と同じです。
 
 
リニューアルしてお嬢様の代になって、サラダとスープが付くようになりました。
うちの奥さんもサラダがあるのは嬉しいそうで、これは女性ならではなんでしょね。オッサンは野菜なんかなくても生きていけますが、午後はカフェタイムになるお店ですから女性客向けには必要なのでしょう。
 
 
この卓上のソースも以前と同じ自家製ソースだそうです。甘味があってスパイスが効いた高等ライスにかけて食べるのが昔からの定番です。食べる前からソースをかけるのはとても失礼なことだとは思うのですが、なぜかこのソースは最初からかけちゃいます。そして目玉焼きと一緒にグルグルとかき混ぜて食べるのが正しい(?)食べ方です。このソースはもはや料理の一部として成立している気がします。
 
 
このソースを復活させるのも苦労したと他のサイトに書いてありました。
お嬢様、さすがに高等ライスを知り尽くしてます(笑)
 
このところ通っていた地元の名店がどんどん消えていってしまっています。三河亭の高等ライスももう食べられないと思っていましたが、こうして復活してくれるのは嬉しいですね。