三人行、必有我師焉 | Through Blood

Through Blood

一口馬主ブログ

明日で中華料理の名店、柳ヶ瀬の三本足が閉店します。
 
柳ヶ瀬で飲んだ後の最後にはだいたいここに寄ってから帰ってました。
 

子曰、

「三人行、必有我師焉。択其善者而従之、其不善者而改之。」 

 

三本足の名前の由来はこの論語から。 

 

子曰く、 

「三人で行動を共にすれば必ず自分の師となる人がいる。その善き行いを見習い、善くなき行いを見て自らを改めよ。」 

 

自分の考え方一つでどんな人でも自分を高める師となりうる、という意味だそうです。

 
中華の巨匠・陳建民の兄弟弟子のオーナーの店として日本全国から有名人著名人が来店して賑わいを見せていましたが、ここ数年は柳ヶ瀬に飲みに来る客も減少してしまい寂しい街となってしまいました。
 
この1ヶ月ほどはいろいろ相談に乗ったりもしていましたが、オーナーももうすぐ90歳、店を任されているチーフもお歳だし、後継者もいないということで閉店することになりました。
 
こんなコロナ禍であってもちゃんと利益が出ている店ですから、この味を受け継げる人さえいればずっと続いていくべき店だと思うのですが、こういう形で岐阜の名店が無くなってしまうのは残念です。
 
これまでで一番食べたのはコレ。長良川の水と岐南町のネギを使った岐阜湯麺。週に一回は必ず食べてたと思います。
 

 
最後となる明日の夜も行くと思いますが、今夜も柳ヶ瀬に出る予定なので〆は三本足です。
 
ラスト2回、何を食べようかな。
 
名古屋のテレビ局に何回も紹介された日本で一番美味しいと思う麻婆豆腐、プリップリのエビが美味しいエビチリ、ここの焼き餃子は有名ですが焼売や水餃子もよく食べていました。愛馬が大きなレースで勝った時はいつもここで一人フカヒレパーティーをするのが楽しみでした。でも個人的にこの店の味の集大成と思っているのはおこげ料理かな。
 
明日の最後の料理、泣かないように頑張ろう。