多読か、文法・単語か | 都内 中堅校からの大学受験2026

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2020年に都内の私立中高一貫校に入学した息子の日常を綴っております。

先日、息子が古文の和訳の取り組みを声に出して、エアー授業風に勉強してたのが聞こえました。

 

うーん:「この単語がこういう意味で、この品詞は○○でXX形だからー」

 

真顔:(えっ!?日本語としてもっと自然に受け入れて解釈できないものだろうか・・・)

 

と思いました。

 

というのも、私は高校で一瞬だけ文法中心の時期がありましたが、それ以外は多読形式というか、文章を読んでなんとなく和訳そして先生の解説(文法、時代背景、雑学)という学習スタイルだったので。文法は採点基準になる部分だけを演習(和訳)を通して最低限という感じでした。

 

 

一方で息子の英語の和訳は、

 

教科書で既出の単語を含む文の和訳問題に遭遇

→教科書で出てきた文と訳を思い出して、その単語の意味をイメージする

→和訳問題に当てはめる

 

という作業をやっていて、古文とは全く違うやり方です。

私は英語は塾で文法中心だったので違和感を覚えます。

 

 

語学の勉強方法はいろいろありますが、

 

(1) 文や文章(雰囲気)から入っていく方法

(2) 文法や単語から入っていく方法

 

という切り方ができると思います。

 

学校から配布される教材などから察するに、息子校は、

 

英語はどちらかというと(1)

古文や漢文は(2)

 

です。

 

息子が英語と古文で和訳の取り組み方が違うのは、学校の方針からくるものだと思います。
 

 

(1)(2)のどちらが正解というわけではないし、最終的に目指すところは同じですが、アプローチの仕方があわないと最初でこけてひきづります。

だから、「大丈夫かな?」と気に留めた次第です。

 

 

話は変わりますが、息子校で使っている古文の単語帳は挿絵にダジャレが多いです。

「問題を出して」と息子に渡されたときにチラミしますが、ちょっと面白いです。

「読んで覚える 重要古文単語315」

 

 

とりとめがありませんが、これで終わります。