7月初旬は期末考査で、期末考査が終わった後は実質夏休みです。
ということで、読書量は多めです。今月、息子が読んだ本です。
息子の積本にはいっていて、順番がきたので借りました。きっと何かで紹介されていたのでしょう。息子が、
:「お母さん、太宰治って面白いね。」
と言っています。借りてよかった。
息子が一生懸命勉強している姿をみて、テスト前だけど渡しちゃいました。
でも、1日半で読んでしまったのを見て後悔しました。
息子が鼻の穴を膨らませながら読書済みのカートに本を入れるのをじーっとみていたら、息子が気づいて言いました。
:「見た目ほどボリュームがないから、すぐに読めちゃうんだよね。」
:「そう・・・・・。」
テスト勉強のお共には短編がよかろうと思って、目についたのを借りてきました。
:「いつもの短編集だけど、これ全部で1つのお話になるっぽい。」
だそうです。
元は私の積本で、中身は随筆です。物理学者の頭の中身を、日常生活を通してえがいています。私は理系の端くれなので、違和感ゼロ。私にも「あるある」なこともあり共感しました。懐かしい感覚。面白かったので息子にもすすめたら、息子は、
:「普通。」
と言っていました。「お母さんもこういうところがあるんだけど。」と言ったら、ひいていました。
テストが終わったので借りてきたら、速攻で読み終わりました。
息子が「太宰って面白いね」と言ったので、今回は、格式高く岩波文庫からチョイスして借りてきました。
:「太宰ってさぁー、それでどうなるの?というところで話が終わるね。最後まで読みたいのに、って思うんだ。」
だそうです。
そろそろこういうのも読んでもいいかなと思い、渡しました。
新潮文庫の「中学生に読んでほしい30冊」にも掲載されているし、いいんだよね、いいんだよねっと。
感想を聞いたら、
:「この本、きもい。」
:「三島由紀夫って有名人だよね。こういう本を書く人なの?」
だって。
詳しく語りたがりませんが、すごく熱心に読んでいて、自ら学校の鞄にいれて持っていきました。
でも、やっぱり息子でした。学校でお友達に見せて、
:「マジ?きもぉっ!」
と言って盛り上がったらしいです。
やっぱり少し早かったかも。
今月3冊目です。サクッと読みました。
遠藤周作さんは、そろそろ何冊か読んでほしい作家の1人です。
宗教系の作品は拒否されるかもしれないので、こちらにしました。
息子校の図書館だよりを見ると、東野圭吾さんの本が良く取り上げられています。
ガリレオの1巻を借りようと思って調べて図書館に予約をいれたつもりが、8巻を手配していましたた。
息子は、タイトルが気に入らなかったようで読むのを躊躇していましたが、
:「東野さんは、中高生に人気がある作家さんだよ。ガリレオシリーズはTVや映画にもなって話題になったよ。ちょっと読んでみたら。」
と言ったら読み始めました。
数日後
:「お母さん、この人、結構、いいね。」
と言っていました。
:
息子の積本に入っていたのでお持ち帰りしました。
ページをめくって、拾い読みして、一応、全部、読みました?
今月4冊目です。
今月ちゅうに読破できるのはこの本が最後だと思います。