PITTI UOMO 96 初日
PITTI UOMO 96 が始まりました。
初日の今日はかなり空いていたので、閉館ギリギリまでブースをまわって主要なブランドのブースはほぼチェックする事が出来ました。
最近は2日目が混雑するので、初日にどれだけ効率良くブースをまわれるかが傾向をしっかりチェックする為には重要なポイントになっています。
ということで、今日はPITTI UOMOの初日の様子をレポートします。
CIRCOLO
チルコロはプレコレクションが無いので、来春のコレクションを見るのは今日が初めて。
他のブランドのプレコレクションをチェックしていたので、ある程度予想していましたが、やはりピンクが提案されていました。
ストライプやチェックやフラワープリントなど、柄のバリエーションは更に進化している印象です。
THE GIGI
正直プレコレクションがあまりピンときていなかったので期待していなかったのですが、メインコレクションはなかなか良かったです。
新たなモデルでウエストシェイプの無いアメリカっぽいモデルがあるのですが、それがなかなか良かったです。
多くのブランドが色を打ち出していますが、ジジもイエローやオレンジやグリーンなどカラーを打ち出しています。
来春夏はカラーが重要なポイントになりそうです。
太めのカーゴパンツも新たに打ち出していますが、この辺りは今年の流れが更に強まっている印象です。
個人的には下段のグリーンのチェックのジャケットがかなり刺さりました。
値段はまだわかりませんが、高くないことを祈ります。(笑)
PT TORINO
PT01が新たにPT TORINOというブランドネームにリニューアルされました。
ここ数年サンプル数を減らしてPITTIのブースはシンプルに見せて、ミラノのショールームでフルコレクションを見せるというやり方ですが、今回はその中でもミリタリーテイストのモデルがしっかり打ち出されている印象です。
太めのカーゴパンツから派生した流れですが、ドローコードのパンツに続く流れになりそうな印象です。
BRIGLIA
ここ数年毎シーズンチェックしているものの、少しパターンに問題がありバイイングに至っていないナポリのパンツブランドのブリリア。
プレコレクションがなかなか良かったので初日からブースをチェックしました。
他のブランドには無いチェックやストライプの柄のバリエーションが多く、なかなか良い内容でした。
パターンも徐々に改善されてきたいるので、日本の展示会で更にチェックしようと思います。
初日を終えた印象は、スーツよりもジャケットとパンツのセットアップの提案が多く、ドローコードのパンツは更にバリエーションが増えています。
太めのカーゴパンツやミリタリー系のパンツのバリエーションが増え、ドローコードのパンツに続く流れになりそうな印象。
ピンクやイエローやオレンジなどの綺麗なカラーがかなり増えている。
プルオーバーのシャツのバリエーションが増えている。
機能素材が増える一方でリネンやリネン混の素材使いがかなり増えている。
大まかにはこんな印象です。
午前2:30を過ぎました。
そろそろ限界です。
2日目もしっかりチェックしてまたレポートします。
スーツケースはまだ届きません。
明日は部屋着みたいな格好で会場行くしかありません。
洋服屋にとって服はコミュニケーションツールのひとつなので、着る服が無くては仕事にならないのも同然です。
もう明日届けばラッキーぐらいに考えるしかないですね。
おやすみなさい。