PITTI UOMO 95 続報 | ELEMENTS OF STYLE

PITTI UOMO 95 続報

 

先週金曜日に帰国しました。

 

 

結局今回の出張では時間がなく、レポート3回しかアップできませんでした。

 

 

すみません。


毎日アップするくらいの気持ちでいるのですが、内容を重視すると寝る時間がなくなってしまうのです。

 

 

今回もブログ書いている最中に何度も寝落ちしながら書いていました。(笑)

 

 

短く軽い内容であれば毎日アップできるのですが、それは読者の方たちも望んでいないと思うので、中途半端な内容でアップできないなと思っています。

 

 

今週月曜から出社しましたが、少し時間の余裕があるかと思いきや、私の帰国を待ち構えていた人たちが多く・・・

 

 

全く余裕のない毎日です。

 

 

それでも現地でアップできなかったレポートをなるべく早くアップしたいと思い、空いた時間に少しづつ下書きしつつ仕上げました。

 

 

と言うことで、今回はPITTI UOMO 95の続報です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MACLOUREN

 

BEAMSでも今シーズン好調だったマックローレンは、小さなコレクションでありながら流れをしっかり捉えた内容でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーガイル、フェアアイル、チルデンとクラシックなパターンのニットをアップデートさせた提案でした。

 

 

今回のPITTIを見ると、クラシックな英国調のニットは継続した流れですが、色柄を今の時代感に合わせてアップデートさせたものが多く見られました。

 

 

個人的には久しぶりにアーガイルもいいかなと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GUYROVER

 


ブースがシンプルすぎて我々も気づかず素通りしてしまいそうなGUYROVERのブース。(笑)

 

 

私も素通りしてしまったので最終日にしっかりチェックしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドレスシャツはグレー×ホワイトのモノトーンのストライプとチェックが目をひきました。

 

 

ブラック×ホワイトのストライプやチェックを展開しているブランドもありましたが、ビジネスシーンを考えるとグレー×ホワイトの方が取り入れやすいですね。

 

 

グレーのスーツに合わせてグレーとホワイトでシンプルにまとめるコーディネートも良いと思います。

 

 

グレーのプリントも展開していました。 

 

 

他のブランドで展開しているブラックベースのプリントより取り入れやすそうです。

 

 

プリントの流れは続いているので、今回のPITTIでも多く見られましたが、秋冬はコーディネート的にちょっと難しいかなと言う印象です。

 

 

春夏の軽快なスタイルの方が合わせやすいと言うのが正直なところです。

 

 

春夏からの継続としては、プリントよりもタータン系の方がリアリティーがあります。

 

 

今回のPITTIで多く見られたオーバーシャツのようなタイプも中綿を入れたアウター的な要素のものもあり、バリエーションを増やして展開していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FINAMORE

 

フィナモレは本業のシャツよりも4ポケットジャケットやダブルポケットのオーバーシャツの提案が目立っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨今のイタリアのシャツブランドでは、一部の高級ブランドを除いて、ほとんどのブランドがこのようなオーバーシャツや4ポケットのモデルを展開していると言っても過言ではないでしょう。

 

 

フィナモレも最初はこのようなものが売れないと思っていたようですが、実際に展開してみるとセールスも良く、バリエーションを広げて積極的に展開しているようです。
 

 

BEAMSでもサファリジャケットタイプを春夏展開しているので、是非店舗でお試しになってみてください。

 

 

フィナモレはモノトーン系のシャツはディスプレイされていませんでしたが、ブラウン系のストライプで目を引くものがありました。

 

 

キャメルとブラウンのトーンがいいですね。

 

 

ブラウン系のスーツに合わせると映えそうです。

 

 

グレー×ホワイトと同じくトーン オン トーンで合わせるといいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LUIGI BORRELLI

 

 

年齢層が高く、ラグジュアリー層をターゲットとし、トレンド要素を強く取り入れないルイジボレッリもモノトーンを展開していました。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他のブランドと比べるとホワイトの分量が多く、ブラック×ホワイトよりグレー×ホワイト、ダークネイビー×ホワイトでモノトーンを表現している印象です。

 

 

ルイジボレッリのようなラグジュアリー系ブランドは、このような感じで流れを取り入れた方がブランドの雰囲気と合うので、正しい選択だと思います。

 

 

全体的にはブラウン系のバリエーションが一番多く、次にグリーン系、新たな打ち出しとしてモノトーンが提案されている印象です。

 

 

日本ではシャツブランドとしての認知度が高いですが、本国ではトータルブランドのイメージの方が強いので、PITTIのブースも毎回シャツ以外のアイテムのバリエーションが多いです。




 

 

 

 

 

 

 

 

 

FRANCO BASSI

 

PITTIに出展しているネクタイブランドの中でも打ち出しが明確で傾向がわかりやすいフランコバッシ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春夏のネクタイのトレンドカラーであるイエロー×ネイビーのトーンが継続的に打ち出されていました。

 

 

個人的にはオレンジを使ったバリエーションが新鮮です。

 

 

柄は大柄のプリントやジャガード、ワイドピッチのストライプ、ビンテージ調という流れは継続しています。

 


トレンドカラーであるイエローやオレンジやグリーンの取り入れ方が上手く、さすがフランコバッシという印象です。

 

 

スカーフもプリント系のバリエーションがかなり多いです。

 

 

少し落ち着くかなと思っていたプリントスカーフの流れですが、他のブランドも積極的に展開していたので、来秋冬も流れが続いているの間違いないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

因みに、オレンジのストライプ、既にPITTIでしていました。

 

 

 

 

 

 

フランコバッシではないですが、これはおすすめです。

https://www.beams.co.jp/item/beamsf/suit/21446415380/

 

 

既に入荷ししていますので、ご興味のある方は最寄りの店舗にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来週から国内の展示会が始まります。

 

 

忙しくなりますが、PITTI、ミラノ、ロンドンと、まだまだレポートしたいことがありますので、なるべく早くアップできるように頑張ります。

 

 

現地でほとんど買い物しない私ですが、傾向が見えると帰国して色々欲しいものが増えます。

 


早速買おうと意気込んでいたものがあったのですが、在庫を調べたらマイサイズ完売・・・

 

 

他のショップで売っているようなものでないので、今年の秋まで待つしかないですね。

 

 

セールも終盤ですが、次の秋冬の傾向が見えてくると今すぐに欲しいものが出てくるものなんです。

 


職業病? かもしれないですね。(笑)