PITTI UOMO 95 初日
FacebookやInstagramをフォローしてくださってる方にはすでに新年のご挨拶をさせて頂いきましたが、ブログは今年初めての投稿なので、時期的には寒中お見舞いのタイミングですが、新年のご挨拶をさせていただきたいと思います。
皆さま明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。
新年早々フィレンツェに来ています。
今年はPITTI UOMOが8日スタートなので、帰省先の新潟から戻って1日だけ出社して7日から出張というバタバタのスケジュール。
という事で今日からPITTI UOMOが始まっています。
今回はPITTI UOMO初日のレポートです。
TAGLIATORE
今回のタリアトーレの打ち出しはブラックやチャコールグレーやダークネイビーというダークなカラーを使った打ち出しです。
これは今までのタリアトーレにはない色の打ち出しです。
綺麗なブルーの提案もありますが、全体的にはモノトーンをベースに色を挿すという打ち出しが強く感じられます。
画像でも分かりますが、ジレを使ったコーディネートがほとんど無く、タートルを使ったコーディネートが多いのも今回の打ち出しのようです。
タリアトーレ以外でもジレを使ったコーディネートがかなり少なくなっている印象です。
LARDINI
ラルディーニも白黒のモノトーンの打ち出しが目を引きました。
モノトーンとは対極的なキャメルは継続的な秋冬の定番色ですが、赤を差し色に使ったコーディネートが新しさを感じさせます。
タリアトーレも挿し色に赤を使っていますが、明るい色に関しては赤がキーカラーになるかもしれません。
これに関しては明日以降も注意深く見ていこうと思います。
DEPETRILLO
PITTI初出展のデペトリロもモノトーンのジャケットやスーツ、コートを打ち出していました。
モノトーンに対してキャメル系のカラーを打ち出しているのはラルディーニと同じ。
挿し色がないのはナポリの正統派ブランドらしいところです。
メインディスプレイのキャメルとホワイトのコーディネートはシンプルでありながらとても上品で個人的にも好きなコーディネートです。
個人的にはもう少し色の提案が合った方が良いなという印象です。
CILCOLO
PITTIの出展者の中でジャージジャケットの専業ブランドとしての確固たる地位を築いたとも言えるチルコロのブースは、初日からかなり賑わっていました。
チルコロも他のブランドと同様にモノトーンを打ち出していました。
都会的なモノトーンの打ち出しと伝統的なタータンの打ち出しは他のブランドでも見られました。
目新しさはモノトーンですが、それにあまり偏らないようにクラシックな色柄とバランスを取って打ち出す提案が多いのも初日を見た印象です。
そして、チルコロもジレを使ったコーディネートは全くなく、タートルを使ったコーディネートばかり・・・
カジュアルなコーディネートに関しては、本当にジレを使ったコーディネートが少なくなったなという印象です。
初日はかなり効率良くブースをまわれたのでもっとレポートしたいのですが既に午前2時半・・・
そろそろ限界です。
今日はここまで。
おやすみなさい。
またレポートします。