FIAT 500 | ELEMENTS OF STYLE

FIAT 500


日本でも最近は街中で良く見かける FIAT 500


イタリアに行くと、100mに1台は停まっていると思うほど

街中チンクエチェントだらけ。













ショールームを移動する15分くらいの間に

タクシーの中からカメラを構えているだけで、

こんなに撮れるほど、チンクエ チェントだらけです。



まあ、先代は1977年まで400万台も製造され、

イタリアの国民車とも言われた車ですから、

その現代版が人気があるのは当然です。



日本では、この類の車はまだまだMINIの独壇場ですが、

イタリアもニューチンクエチェントが出るまでは、

ミニの人気が高かったので、

街中ミニだらけの時期もありました。



チンクエチェントが発売されると、
ラポエルカンなどのセレブを使ったメディア戦略もあり、

相当な勢いで販売台数を伸ばしていき、

あっという間に街中がチンクエチェントだらけになりました。



もちろん、レトロルックなイタリアンデザインが

秀逸なのは言うまでもありません。


このチンクエチェント、日本でも販売台数を順調に伸ばしているので、

最近は街中でもかなり見かけるようになりましたが、

それでもイタリアに比べれば、もっと増えてもおかしくないというのが

現地での人気を見ている私の印象です。



おそらく、MINI=BMW=壊れない。
FIAT=イタリア車=壊れる。
という、イタリア車に対するイメージが
少なからずあるのでしょうか。



イタリア車=壊れるというのは過去の話ですね。
私もアルファロメオを4年半乗っていますが、

今のところマイナートラブルさえもありません。



AUDIやMINIに乗っていた頃は、

マイナートラブルもあったので、

ドイツ車よりトラブルが無いというのが個人的な印象です。



ただ、シングルクラッチの2ペダルは、

一般的なATと比べると癖もあり、

クリーブ現象も無いので、試乗した人の中には、

扱い易さという面ではネガティブな印象を持つ人も

少なくはないでしょう。



まあ、イタリアはAUDIのA6クラスでもマニュアルに乗る人が殆どなので、

チンクエチェントクラスでATを選ぶ人はまずいないでしょう。

もしかすると設定さえ無いかもしれません。



それだけ日本のATの普及率が

高いということですね。



それでも、アルファロメオで使われている

ツインクラッチのTCTを載せれば、

日本でも販売台数が伸びるのは

間違いないでしょう。






実は私・・・


ALFA ROMEOの次はコレにしようかなと思っています。



ABARTH 595

イタリアでもかなり見かけます。
サソリマークはイタリア車好きにはたまらないですね。

ディーラーで見積もり取ったら

かなりいいお値段・・・(笑)

コンパクトカーの値段じゃないですね。
おまけに半年以上の待ち・・・

私、車待てない人なんです。
半年待ったら気が変わりそうなので・・・(笑)



私の周りは皆ドイツ車の大きい車が好きですが、

私は全く興味がありません。

この歳でホットハッチに乗りたいというのは、
気持ちが若いからだと車好きのスタッフに言われました。

確かに、そうかもしれませんね。
ドイツ車乗ってた方が楽ですから。(笑)

と言うことで、次回の車検まで8ヶ月。

サソリの毒にやられた私。
イタリアでアバルト見てさらにやられました。(笑)

でも、買おうと決めても半年待ち・・・

やっぱり厳しいな・・・