「捨てる神あれば拾う神あり」ということわざがあります。
「自分に愛想をつかして相手にしてくれない人もいる反面、親切に助けてくれる人もいるものだ。困ったことがあっても、くよくよするな。」と言う意味です。
これは本当だと思います。周りを見ても、自分の経験からも「これはほんと。」と言えます。
例えば、付き合っている人に振られたとします。「あーあ。」とショックを受けつつも、「どうせ私の性格に問題があったからフラれたんだ。」「私の顔が原因だったんだ。」「私がスタイルが悪かったのが原因だ。」などと自分を責めること無く、自暴自棄になる事も無く、相手を恨むあまり、ストーカー行為をするわけでも無く、悲しみを抱えつつも、ただひたすら淡々と日々を生きていると、突然、拾う神(新しい男性)が現われたりします。
しかも前の彼よりもだいぶ素敵な男性だったりするのです!外見もスタイルも性格もあなたの好みなのです。
更にまだ続きがあって、それを見た捨てた神(前彼)が「僕が間違っていました。ごめんなさい。」と謝ってくる奇跡が起こる事もあるのです。 「また付き合ってくれ。」と頼んで来たりするのです!
しかし、ここで前彼に戻ってしまってはいけないというか、もうその時のあなたは既に前彼とは波動が合わなくなっているし、別れたのは必然なので、前彼の元には戻らない方がいいと個人的には思います。
前彼について「一度フッたくせに、スゴスゴ戻って来るな。調子が良過ぎるんだよ!」と言いたいわけではありません。少しは言いたいですが、ポイントはそこではなく、あなたが今の素敵な彼と出会うために、前彼がわざわざご丁寧にあなたの前から去って行ったのだから、その流れを無理やり変えない方がいいと思いますよ、と言いたいのです。
これは異性関係だけでなく、仕事にも当てはまります。失業して「あーあ」と思っていても、自暴自棄にならずに淡々と自分が出来る事をして日々を過ごしていると、拾う神(新しい仕事)が現れます。
それも前の仕事よりも楽しくてやりがいがある仕事なんです。結局「あの時捨てられて良かったのね。」と思うように出来ています。 昔の人が作ったことわざって真理だわー、と思わざるを得ません。
しかし、恋愛も仕事も失った後に「悲しみを抱えながらも淡々と生きる」のがどんなに難しい事か・・・。言うのは簡単ですが、実行するのはとても難しいのです。
かく言う私も毎回実行出来ているわけではありません。あまりのショックに夜な夜な自分の境遇を恨んで、睡眠不足になったり、対象者に恨みのメールを書いては消し、書いては消しを繰り返して結局出せなかったりと、相当恨みがましい行動を取った時も多々ありました。
だからこそ思うのです。自暴自棄にならず、相手を恨み過ぎずに、淡々と日々を過ごすことが出来たご褒美として神様が次の出会いを与えてくれるのかもしれないと。
いずれにせよ、「捨てる神あれば拾う神あり」のような昔からあることわざは、開運のカギになる言葉なので、覚えていて損は無いと思いました。
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