私は占い師になる前は、社内通訳や秘書としていろんな会社に派遣されて勤めていました。なので様々な業界や会社でたくさんの人を見てきた&接してきたと思います。広く浅くですが・・・。(会社の人間関係だからそういうものだと思います)。
そこでいろんな人と関わる機会を頂き、とても興味深く面白かったわけですが、どこの会社にもモテる男女が居るんですね。その方達のモテ度というのは人それぞれですが、一番モテモテだった人(男性で当時35歳)は、天性の色気で社内の女性陣を骨抜きにしていました。彼と話す女性はみんな目がハートになっていました(私もです)。更に彼は若いのに管理職でエリートだったんですね。外見が良く、仕事も出来る男を女がほおっておくワケがありません。
まあ、私は彼がどれだけモテたかを書きたいわけではなく、今日は「生まれつきモテる人は周りがうらやむ程幸せじゃない、天性のモテ度は意外とプラスに働かない。」という事を書きます。天性のモテ度とは、上述の彼のように生まれつきモテる星の下に生まれた人を指します。
私は彼のホロスコープを見た事が無いので分かりませんが、恐らく金星の星座と冥王星の星座が同じだったんではないか?と思います。その場合、異性に対して強烈な色気を放ち、誰もあらがえなくなる傾向があります。また金星にいくつかのアスペクトがあり、異性を惹きつける要素がいっぱいあったのでしょう。ここまで生まれつき異性にモテる運命を背負っている人はそんなに居ないと思います。詳しい数は分かりませんが、なんとなく三千人に一人くらいの割合な気がします。
このように、本人が努力しなくても生まれつき異性にモテモテの資質や性格を持っている場合、「うらやましい。」と思いがちですが、実はあんまり幸せでも無いんですね・・・。
なぜかと言うと、モテるということは、たくさんの人から好意を寄せられる、とイコールです。しかしいくら100人の人から好きになられても、結婚出来るのは一人だけです。それ以外の99人はふられるわけです。そうなると99人の中には逆恨みする人だって出て来ます。そういう人の念は恐ろしいものがあり、モテている本人が悪いわけでは無いのに恨まれます。生霊になって取りつかれてしまう事もあります。怖いですね。
また、モテるがゆえに多数の女性と同時進行で付き合っている男性は、もちろんトラブルに巻き込まれることになります。二股だ、不倫だ、裏切りだなどと女性側が言い出し、殺傷事件になったり、離婚したりなど安定しない生活を送る可能性が大です。(そういう例を見て来ました)。
ここまで読んで「じゃあ、元々人気運なんて持っていない方がいいのか?」と思うかもしれませんが、そんな事はありません。老若男女問わず好かれる人気運は持っていた方が良いのですが、「異性をとりこにする、強烈な性的魅力は持っていない方が実は幸せかもしれない。」と言いたいのです。私が書いた男性はこれを持っていたと思われます。
ただし、この「異性をとりこにする、強烈な性的魅力」がプラスに働く環境があります。それは芸能界です。芸能人は人気商売なのでモテなければ稼げないわけです。モテる事がお金につながるので、一般の社会とは違い特殊な環境だと思います。
しかし芸能人でさえも、このホロスコープを持っている女性は、結婚していない場合が多いです。モテるんだから結婚していても全くおかしくないのに一度も結婚していないんですね。不思議です。きっとモテ過ぎて異性と接するのに疲れたんですかね?分かりませんが。
結論:異性を引き寄せる強烈な性的魅力のホロスコープを持つ人は、それを使いこなすのがとても難しい。人気者過ぎてうらやましいけど、その分トラブルも引き寄せる傾向がある。逆に異性向けではなく、老若男女に好かれる天性の人気運の場合は、プラスに働く。これらはホロスコープを見ると一目瞭然。
ホロスコープに人気運が無くても、人から好かれたり、人気者になる人はもちろんたくさん居ます。そういう人はご自分の努力と人間的魅力や仕事の才能で人気や信頼を勝ち取っているので、むしろそちらの方が本当の魅力であり、すぐに崩れたりしない長く続く信用出来るものなのではないでしょうか。
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