★ バイリンガル子育て ★
最近、娘が英語を口にすることが増えてきました。
完全な文をスラスラ言うわけではありませんが、僕が話すことを繰り返したり(リピーティング)、Thank you. / Yes. / No.などの簡単な返事をしたり、「○○は英語で何て言うの?」とよく聞いてきたり。
明らかに、英語の発話に対するメンタル・ブロックが取れてきています。
どうして、突然変わったのか?
実は、明確なターニング・ポイントがあります。
1ヶ月前くらいに、娘がふとブランコで Push more.(もっと押して)と言ったときに、僕が「思いっきり褒めた」ことです。
それまでは、英語に対して変に構えてほしくなかったので、娘が英語を口にしたときも、敢えて特別に褒めたりはしていませんでした。「英語を話すことは、ごく自然なこと」という空気を作りたかったからです。大げさに喜ぶとかえってプレッシャーを与えてしまう、という心配がありました。
でも、あるとき、ふと考えました。
自意識の低い小さな赤ちゃんでも、英語(外国語)を話すことに対して不安やためらいがあるのではないか、と。大人と同じで、メンタル・ブロッックがあるのかもしれない、と。
だとしたら、それは取り除いてあげたい。
そう思って、ブランコでPush more.と言ったときに、思いっきり褒めてみたのです。「すごいね~!○○ちゃん、英語を上手に話せるね~!」と言った具合に。
そしたら、本人はとても嬉しそうで ^^
「自分は外国語を話した(話せた)」ということを、初めてはっきり認識した瞬間かもしれません。
ま、実際のところどうなのかはわかりませんが、とにかく、それからは英語をよく口にするようになりました。「褒められて嬉しかった」「英語(外国語)を話すことは楽しい」「もっとほめられたい」という気持ちがモチベーションになっているのだと思います。
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子どもにとって英語(外国語)を口にすることは、きっと大きな不安を伴うもの。
恋愛に通ずるものがあって、好きな人にやっとの想いで話しかけたのに、相手に完全にスルーされたら、やっぱり自信をなくしますね。
逆に、自分が言ったことで相手が喜んでくれたら、とても嬉しい。安心する。もっともっと話したくなる。
英語も、同じなのだと思います。だから、純粋に喜んであげることが大事。
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小さな子どもには、決してアウトプットを強制しないけど、もしも自ら発話した場合は、是非たっぷりと褒めてあげてください♪
それが、子どもの英語人生を変えるひと言になるかもしれません。