★ バイリンガル子育て ★
以前の記事にも書いたことがあるのですが、「語りかけ」をするときに僕が強く意識しているのは、フレーズを『場面と結びつける』ことです。
フレーズの意味が頭でわかるだけではなく、具体的に「どんな場面で使うか」が、実体験を通じて直感的にわかることが大事だと思います。
たとえば、いまは be going to~ を意識的にインプットしているのですが、be going to~は「~するつもりです」と未来の予定・計画を表すほか、「予想」を言うときにも使います。(この「予想」の用法を知らない人は意外と多い・・・)
参考書を見ると、「今の状況をもとに判断して、将来起こる出来事を予想するときに使う」と書いてあります。
このように言葉で説明されても、いまいちピンとこないですよね ^^;
でも、そうじゃなくて、たとえば、
・雨雲が立ちこめてきたところで It is going to rain.
と言われたり、
・お盆からコップが落ちそうなのを見て The cup is going to fall!
と言われたりすれば、be going toが「予想」を表すことが、何となく無意識にわかりますね。
他にも、たとえば我が家では、娘を両手で思いっきり抱き上げてから、You're going to fall! と言って手を離す、という遊びをよくしています。
こういった場面・体験を積み重ねる中で、知らず知らずのうちに「予想を表すbe going to」を習得してくれるでしょう。
こうして英語を日常生活の「場面」としっかり結びつけてあげれば、フレーズの使い方やニュアンスなどは、すぐに吸収してくれます。
英語(言葉)はあくまでも「人 VS. 人」のコミュニケーション道具なので、リアルな場面の中で、本人の「キモチ」や「五感」に訴えるような語りかけが効果的だと思います。