良い発音の3つのポイント【その2】 | 山田暢彦 直伝![英語って、本当はこんなに簡単]

山田暢彦 直伝![英語って、本当はこんなに簡単]

TOEIC連続満点、国連英検特A級、英検1級。
英会話コーチ・山田暢彦(やまだのぶひこ)のバイリンガル・ブログ

皆さん、こんにちは!山田暢彦です。
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

無料メルマガにて、良い発音の2つ目のポイントについて記事を書きました。
とても大事な内容なので、ブログにも転載します!

*メルマガは、こちらからご登録いただけます。

----
(以下、メルマガより)

みなさん、こんばんは!

前回の記事では、
良い発音の1つ目のポイントとして、

「抑揚」

の大切さについてお話しました。

・大事な語は、「高く、はっきりと」
・それ以外の語は、「短めに、速く」

メリハリをきかせて発音するのが、
伝わりやすく発音する一つ目のポイントでした。

====

今回は、2つ目のポイントについてお話します。

2つ目のポイントは、

「単語をつなげる」

です。

抑揚をつけて発音できるようになったら、
今度は、単語同士をつなげて、
英文がきれいに流れるようにしましょう。

日本人の多くは、一つ一つの語を切り離して
発音してしまうため、「ブツブツ」と途切れて、
カタコトのように聞こえてしまいます。

だけど、英文は、すーっと流れるように、
単語同士をつなげなければなりません。

敢えて間を入れてリズムを作る場合を除いては、
英文は、基本的に音が途切れません。

---

また、「単語をつなげる=速く話す」
という訳では決してありません。

話すスピードは、ゆっくりでOKです。
(むしろ、日本人は英語をゆっくり話した方が
伝わりやすく、効果的だと私は思っています)

ゆっくり話しても、単語同士をきちんとつなげて話せば、
きれいで流暢な発音が可能です。

---

単語をつなげるためのルールはいくつかありますが、
日本人の場合、スムーズに発音できるない最大の原因は、

「語尾の子音」

です。

語尾の子音には、余計な母音を入れないようにしてください。

たとえば、

I want this black bag.

という英文の場合、避けたいのは、

want→「ワント」
this→「ディス」
black→「ブラック」
bag→「バッグ」

という発音です。

これでは、

wanto、thisu、blacku、bagu

のように、それぞれの語尾の子音 t/s/k/g に、
to「ト」、su「ス」、ku「ク」、gu「グ」と
母音が入ってしまっていますね。


母音を入れることにより、
「ワント」「ディス」「ブラック」「バッグ」
とそれぞれの音が完結してしまいます。
このせいで、これらの語を連続して読んだときに、
ブツブツと途切れてしまうのです。

これが、カタカナ英語に聞こえてしまうとても大きな原因なのです。


という訳で、

====

★語尾の子音には、余計な母音を入れない。
★単語間で音を切らずに、すーっと流れるように、次の単語とつなげて発音する。

====

この2つのポイントを意識しながら、
ふだん使っている英文素材で、ぜひ練習してみてください!


★ メルマガはこちらから簡単登録!! ★


山田暢彦 (Nobu Yamada)