新刊「絵で見てパッと言う~」がさっそく増刷決定!アマゾンでも「なか見検索」開始! | 山田暢彦 直伝![英語って、本当はこんなに簡単]

山田暢彦 直伝![英語って、本当はこんなに簡単]

TOEIC連続満点、国連英検特A級、英検1級。
英会話コーチ・山田暢彦(やまだのぶひこ)のバイリンガル・ブログ

こんにちは、山田暢彦です!
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

昨日、今日と、東京はだいぶカラッとしてきましたね。
私はこの季節がとても好きです。今日は久しぶりに、
夕日の見えるお気入りの公園へ散歩しました。
(中目黒の西郷山公園)


さて、先日ここでも紹介させていただきました、

8月発売の私の新刊

「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」

ですが、

おかげさまで大変好評をいただいており、先日、

さっそ増刷が決まりました!

「基礎編」と「海外旅行編」、両方とも♪

山田暢彦 直伝!英語のコツとトレーニング

(「海外旅行編」です)



この本は、1人称のイラストを使った、

私のこだわりのメソッドですが、

市場にはこれまでこのような本が全くなかったので、

皆様の反応が、正直、とても不安でした。


「これは絶対にイイ、絶対に役に立つ」と、

編集者も私も絶対的な自信がありましたが、

それが読者に受け入れてもらえたり、

売れるとは限らないからです。



でも、ジュンク堂のブックフェアで大々的に取り上げていただくなど(→こちらで紹介しました)、


発売直後からすごく反響があり、実際に売れ行きも「絶好調」とのことで、

本当に、安心しました。

「○○書店の売れ筋ランキングの上位にあったよ!」

と友人から報告があったりもして、本当に、嬉しく思っています。


このブログの読者の中で、

購入してくださった方がいらっしゃいましたら、

この場をお借りして厚くお礼申し上げます。



さて、この「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」ですが、

先日、アマゾンで「なか見検索」ができるようになりました!

こちらです!



目次や使い方の説明などのあとに、

本文のトレーニング問題が載っています。


実際に問題を見ていただけると、

この本の目指すところがお分かりいただけると思いますので、

英会話に興味のある方は、ぜひ一度チェックしてみてください!




では、最後に、本書の「はじめに」をご紹介して

記事を締めくくりたいと思います!


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(以下、「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」より抜粋)

こんなに英語を勉強しているのに,どうして簡単な会話さえもできないのだろうか?これまでの英語教育には,何が足りないのだろうか?

僕は先生として,常にこのことを考えながら指導にあたってきました。そして,伸びる生徒さん,伸び悩んでしまう生徒さんを見る中で辿りついた答えの一つが,「気持ち」です。

英語は,文の語順や,文型・熟語の使い方など,数学の公式のようなルールがたくさん出てきますね。そのため,「英語は数学みたいだ」と思われる方も多いようです。確かに,英語を話せるようになるにはたくさんの型を暗記する必要があり,難しいパズルのような公式(=構文)も出てきます。

でも,英語と数学が決定的に違うのは,英語は常に「自分の気持ち」が出発点だということです。湧き出る気持ちを相手に伝えるために,文法や単語を駆使するのです。また,伝えたい気持ちがあるから,どんどん新しい表現も身につくのです。

日本のこれまでの英語教育で,使える英語がなかなか身につかなったのは,英語をあまりにもドライに扱ってきたからかもしれません。与えられた問題を解くため,受験に合格するための英語であり,「自分の言いたいことを言う」「相手とつながる」ための英語ではなかったのではないでしょうか。

もちろん,与えられた問題文を和訳したり英訳したりするのは,英語を正確に使いこなせるようになる上で大切なトレーニングです。だけど,それだけでは発話の回路は十分に育たないでしょう。英語を勉強する意味が「自分を伝える」「相手とつながる」ということだとしたら,自分の気持ち,自分の言いたいことを英語にしていくトレーニングも必要です。

そこで今回みなさんにお届けするのが,「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」です。本書の最大の特徴は,一人称視点のイラスト。自分でビデオカメラを持っているかのような視点のイラストを見て,言いたいことを言うトレーニングをしまう。英会話の主役は,あくまでも自分。イラストの場面を頭の中で想像して,自分の中に沸き起こる気持ちに注目してください。その気持ちが,発話の出発点です。

「ここは少し遠回しに表現したい…」「失礼なことを言ってはいけない…」「正直に,思っていることを言いたい」「感想を聞かれたけど,特に何もない…」実際に会話をしていると,こんな微妙な気持ちが生まれたりもしますね。そのようなものも含めて,英語で自分を伝えるトレーニングをしていきます。

また本書では,ふきだしの中の日本文は,日本語として自然な文にこだわりました。たとえば,閉店時間を尋ねるときは,「何時までやってますか?」が自然な日本語ですね。だけど英語では,「あなた方は何時に閉店しますか」と尋ねることが多いのです。日本文を一字一句直訳しようとするのではなく,「日本語としての自然さ」と「英語としての自然さ」のずれも楽しみながら取り組んでください。

今回は「基礎編」と「旅行編」の2冊をご用意いたしました。あらゆる場面で,あらゆる気持ちを伝える練習ができるようになっています。「自分」の気持ち,そしてそれを伝える「相手」の気持ちを大切にして,トレーニングに励んでくださいね。「んー」とうなりながら解くのではなく,パッと伝える感覚を楽しみましょう。

この本がきっかけで,言いたいことが言える楽しさ,英語で人とつながっていく喜びを,少しでも体感できたなら,著者としてこの上なく幸せです。

Nobu Yamada