ヒーリング係の人程、間違った「しつもん」で自分を追い詰めている!? | カラダは嘘をつかない

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ヒーリング係のことを勉強している人は、「こうなりたい自分!」というビジョンをしっかり持っています。

 

だからこそ、そこにたどり着くプロセスの途中で、自分の理想の結果がなかなか出ないと、自分自身を信じきれなくなり、間違った問いを投げかけて、自分自身をさらに苦しめている場合があります。

 

それは、ヒーリング系を学ぶがゆえに、知らず知らずのうちに、
「〜はしてはいけない」や「〜しないといけない」を沢山持っているからです。

 

例えば、

「怒ってはいけない」

 

「人のために尽くさなければならい」

 

「お肉を食べてはいけない」

 

「愛を表現しなくてはいけない」

 

「いつもポジティブでいないといけない」

 

「頑張らないといけない」

 

「もっと修行しなくてはいけない」

 

などなど。

 

「〜しないといけない」が沢山あると、自分のニーズを犠牲にしてまで周りの人を尊重しようとしたり、周りの人を「変えよう」としてしまいます。

 

そして、周り人が自分の理想通りの行動をしてくれないと、とても苦しくもなってきます。

 

理想と現実のギャップを自分の中で感じている場合は特に、急にスーパーポジティブになって自分を持ち上げたかと思ったら、次の瞬間には小さな出来事に対してクヨクヨして自分をダメだししてしまっていることも度々。

 

だから周りもその人に対してどう接していいのか混乱してしまいます。

 

そして、「怒り」や「悲しみ」の処理がうまくできない時は、必要以上にモヤモヤしすぎたりもします。(心理学の視点から見ると、悲しみの奥には怒りがあることが多いようです)

 

そして、その「感情」が上手く整理できないでいると、
「自分の器が小さいのかな?」「でも。。。あの人の方が失礼だったんじゃない?」とかあっちに行ったり、こっちに行ったり、「自分の中の怒りが芽生えたのは誰が悪かったのか」的なことを中心に考え過ぎてしまいます。

 

そして、自分の視野がどんどん狭くなっていっていることには気が付きません。

 

もし腹が立ったなら、「腹たった!!」でいいですし、自分に怒っているのか、誰に怒っているのか、「つまり誰の怒りなのか」は別に追求しなくてもいいんです。

 

そんなこと、どっちだっていいんです。

 

だって、例え自分が「誰かの怒り」を感じていたとしても、怒りを感じている時点で、

もう「自分の怒り」になっちゃってるんですから。

 

ただ、ヒーリングを勉強している人は特に、

「こんなことで腹が立たないような自分になるためには、自分が変わらないといけないのか?」

 

「自分に対してどんな努力をもっとしていけばいいのか?」的なことを常に自問自答したくなるクセがあります。

 

ただ、ヒーリングを勉強してるが故に、これらの質問に対する答えは、「もっと学ばなくては」、「もっと大人の自分にならないと」的な「修行をしないと的」な答えが返ってくる可能性が高くなってしまうかも。

 

そうすると、「私ってまだまだだなぁ〜」と、しなくてもいいような落ち込みを生んでしまいます。

 

ヒーリング関係に関心のある人は、この手の「作業」はもう十分されてきたはず!

 

自分のモヤモヤが嫌だから、「どうやったら怒らなくてもいいような考え方ができるのかな?」っと、自分の内に反省を持っていくようなしつもんをして、自分自身を成長させようとしている姿勢はとても素晴らしいと思います。

 

確かに人間も確実に成長していきます!

 

ですが、とっても基本的な「何か」を忘れていませんか?

 

それは、単純にあなたがまだ「自分の怒り方の表現方法」と「他者とのヘルシーな境界線のひき方」をまだ身につけていないということ。

 

そこで質問です。

 

あなたが育った家では、葛藤、フラストレーションがあると、どうやってその感情をを表現していましたか?

 

あなたはマイナスの感情を出そうとした時、両親はそれをちゃんと受け入れて、気持ちを汲んでくれ、理解しようとしてくれましたか?

 

怒りまたはコンフリクトは抑えないといけないような家庭環境で育ってはきませんでしたか?

 

あるいは、親から怒りやフラストレーションをぶつけてこられませんでしたか?

 

だから、今だに「怒り」や「悲しみ」を自分の中だけで解決しようとするクセが残っていませんか?

 

「怒り」や「悲しみ」というのは単純に「自分のニーズが叶っていない」時に生まれやすくなります。

 

怒りやフラストレーションを「沈黙する」「泣く」「避ける」「怒鳴る」「相手を責める」「相手を変えようとする」で表現するはなく、大人になった今、普段から自分のニーズを周りの人にどう「表現」しているか、それが相手にちゃんと伝わっているかどうか、基本的なあなたの「コミュニケーションスキル」を今一度見直してみましょう!

 

Sunny     www.kimiracle.com