画像、お話一部Twitterと重複しています。

2018.11.04
「あっ、りんごちゃん。おはようでしゅ
」




朝のお散歩
「
」
門の奥、シェルティーだかコリーだかの大きな置物がある。

びーちゃん唸るってことがないんだけど、この時はうーって唸ってたな。
びーちゃんあれは置物だよって言っても、人様の玄関先でワンワン吠える
挙句この階段上って門を開けろと前足でガツガツ
うう、おうちの人が出てきたらどうしよう…と焦ったゆみは強制的にバギーに載せてその場を去ったのでした。
びーちゃんとのお散歩はこれだから楽しいんだよなー

「あ、ちゃたろうくん。おはようでしゅ
」
ちゃたくんとはこれが最後のご挨拶だったんだよな。
このころからお咳が出だすとなかなか止まらなくってきた。
次の日植松先生のところへ行く。
この時初めてあまりよろしくない状態だと告げられる。
利尿剤を0.5錠増やしてみることにしたんだ。
「「びーちゃんの体重からするとこの少ない量の利尿剤でよくがんばってきたよ。ほんとは1錠増やしたいところだけど今後の余裕を持たせて0.5錠増しにしとこう」って。
次の日は咳もおさまって落ち着いてたんだ。
お肉やさんにびーちゃんのごはん1か月分の牛の心臓2キロと鶏の心臓1キロを一緒に買いに行ったりしてた。
だけど…夜中も朝もお咳が治まらなくなってきた。
10日も朝一番で植松先生のところへ行く。
取りあえず今この苦しい状態を治めようとステロイドと利尿剤の注射をする。
これで落ち着くなら夜の薬はいつもどおり、もしまだむごいようならまた0.5錠増やすようにと言われて帰ってきた。
でも、夕方は様子を電話するようにと言われていたが心配なので直接行った。
利尿剤思い切ってまた0.5錠増やそう、一年後の腎臓を心配するより今この状況を乗り越えようって。
「先生、もう危ないのかな」
「今この状態だと年を越すのは難しい。でも、この状態を乗り越えたらまだしばらく大丈夫だよ」
だから、がんばろうって。
「先生、びーちゃんみたいに僧帽弁閉鎖不全症の子はどんな亡くなり方をするのが一般的なのかな」
「びーちゃんが去年なったように肺水腫で呼吸困難、もしくは人間の心筋梗塞のように急に心臓が止まって亡くなるか、どっちか」
「先生、もう肺水腫で苦しむのは見たくないな。見てるほうも本人も苦しむヒマもなく心臓止まっちゃって死んじゃうほうが幸せだよねぇ」
「肺水腫はおぼれた状態だからなぁ、それでも2~3日で亡くなってしまうけど」
「2~3日も苦しいのは見てるのもツライよ。しかも横になれないんだし」
このころから毎日朝夕一日2回、お散歩がてら植松先生のところへ行くようになった。
とにかく肺水腫にならないように、少しでも兆しがあったら素早く対処できるようにと。
夜もお咳が出てくるしそうなのでゆみも夜中1~2時間チョコチョコとしか眠ることができなくなる。
ゆみには背中をさすってやることしかできない。
だが、この日の夜は久しぶりにぐっすり気持ちよさそうに寝ていたよ。
あまりに静かに寝ているので死んでるかと思って何回も確認しちゃったよ

2018.11.11
おめめ、相変わらずおっきいねぇ
この時は不思議な表情してたっけな。

前の夜はぐっすり寝ていたので11日は公園に行ってお友達にたくさん会う。
大満足してお昼寝中のびーちゃん。
かわいい、かわいい
今回はもうダメだと思ったけど、また乗り越えられたと思っていたんだが…

「ゴクラクでしゅぅ~
」
急に寒くなったもんね。
11日の夜は呼吸が苦しそうでかわいそうだった。
あえぐようにして息をしていた。
肺水腫のときみたい。
でも咳は全然ないし…。
腹式呼吸になってしまっているし、回数も普段より10回ほど増えている。
これは肺ではなく心臓そのもの、もしくは気管支だと思いながら朝を迎えた。

朝一番で植松先生のところへ。
まだ開院前なのに診てもらう。
夕べのことを話すとやっぱり心臓そのものがかなり弱ってる。
かなり危ない状態だったらしい。
で、最終兵器ニトロを処方される。
夕べのように呼吸困難になったら使うようにと。
いよいよか。
でもね、呼吸以外は全然普通のびーちゃんなんだよ。
歩きたがるし、クリクリおめめでニコニコしてるし。
肺は全然乾いていて肺水腫の兆候もないが、胸水、腹水、心水が溜まってないかエコーをかけてみることに。
横になって撮るとストレスなので立ったまま撮ってもらう。
結果どこにも水は溜まっていない。
ホっとしたけど、先生は「逆にこのどれかに水が溜まっているのなら、水を抜けば劇的に今の状態が改善される、でも水が溜まっているわけではないのでやっぱり心臓そのものだ」
この日の夕方も先生のところへ。
夕方待っている間、ユルユルうんちをする。
でも、タール便ではないな、どうしたかな。
このころは毎日朝夕と先生のところへ行ってたんだったな。
とにかく肺にお水が溜まってきたらすぐ対処できるようにと。
肺水腫にさせない一心だったんだ。
「なんだか私一日のうちでここのいる時間が一番長いんじゃん」なんて看護師さんたちとまだ笑っていられたこの時。
まだまだ続く