私は3年前に、腎細胞がんが発見され、
腹腔鏡下術で摘出しました。
私の母は乳がん、父は前立腺がん。
母方の祖父は胃がんになりました。
私は、母方の体質を遺伝しているようなので、
いずれガンにはなると思っていました。
しかし、腎がんは全くノーマークでした。
なぜかというと、
それまで腎臓は悪くはなかったし、
腎がんを身近で聞いたことがなかったからです。
29歳の時に尿路結石にはなったけれど、
腎臓は、異常ありませんでした。
腎がんになるリスクは、
男性のほうが女性より3倍なる率が高く、、
主な原因は、飲酒と喫煙です。
私は女性だし、お酒飲めないし、タバコを吸いません。
なのに、どうして腎がんになったんだろう?
と思い、調べてみました。
いろいろ検索していたら、
「鎮痛剤を長期服用すると、腎がんの罹患率が高くなる」
と書いているサイトがいくつかありました。
そのうちの一つです。
http://www.rda.co.jp/topics/topics5595.html
私は、子供の頃から生理痛がひどく、
毎月、鎮痛剤を飲んでいました。
婦人科にはかかっていなかったので、
市販薬のイブA錠を服用していました。
そして、22歳でなった脳腫瘍の時の頭痛薬は、
セデスだと思います。
そのころ、処方された薬品名を気にしていなかったので、
わからないのだけど、
術後、入院中に「頭が痛い」というと、
主治医が看護師に「セデス」と指示していました。
そして、26歳と29歳の時に出産。
産後は生理痛が良くなるといわれているけれど、
全く良くならず、それどころか、
出血量が半端なくひどくなり、
時々婦人科にかかるようになりました。
婦人科で処方されたのは、
ボルタレンかロキソニンでした。
そして、41歳の時に脳腫瘍再発して手術。
術後の頭痛薬はボルタレン。
退院後、頭痛がひどく、
胃潰瘍になってしまったほど、飲んでしまいました。
45歳の時に、子宮腺腺筋症、子宮内膜増殖症で手術。
手術を受ける半年前は、生理が終わらない状態で、
毎日ロキソニンを飲んでいました。
子宮摘出したあとは、鎮痛剤を常用しなくなりました。
30年間、鎮痛剤を飲んでいたんですね。
書いてみて、びっくりしました(・_・;)
上記のサイトの最初に、こう書いてあります。
◎アセトアミノフェンおよびアスピリンを除く非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)鎮痛剤の任意の服用は、腎細胞がんのリスクを約3割ほど増やすというのです。この服用が長期になるほどこのリスクは増加し、10年以上では約3倍と非常に大きな増加を示しました。
アセトアミノフェンの種類
アテネメン
、アトミフェン
、アニルーメ
、アニルーメS
、アフロギス
、アンヒバ
、SG配合顆粒
、カルジール
、カロナール
、コカール
、コカール小児用
、サールツー
、ナパ
、パラセタ
イブA錠も、ボルタレンも、ロキソニンも、
アセトアミノフェンではないし、アスピリンでもありません。
私が腎がんになった原因は、
鎮痛剤の飲みすぎだったのかもしれません。
鎮痛剤を飲まなくなった2年後、
腎がん発見されました。
長男も、鎮痛剤を常用していた時期があります。
12歳の時に、若年性突発性関節炎になり、
ブルフェンを6年間、毎日朝晩飲んでいました。
ブルフェンはイブプロフェン。
アセトアミノフェン、アスピリンではありません。
もしかしたら長男も、腎がんになるかもしれません。