就労継続支援施設というのは、一般就労が困難な障害者が、
就労できるように訓練する施設です。

就労継続支援には、A型とB型があります。

A型事業とB型事業の主たる違いは雇用契約の有無、
つまり事業者と利用者の雇用関係が成立しているか
いないかという点です。
ただし、工賃はA型にもB型にも支払われます。

A型事業の対象は
「通常の事業所で雇用されることは困難だが,雇用契約に基づく就労が可能な方」

B型事業の対象は
「通常の事業所で雇用されることは困難で,雇用契約に基づく就労も困難な方」

どちらも賃金は支払われます。
A型の賃金は、施設にもよりますが、B型の約10倍です。

息子は、B型に通所して3年になります。


B型に入所する時、
「就労は急いではいないけど、機会があれば実習をさせたい」

と希望しました。



去年、2週間実習をすることができましたが、
雇用には結び付きませんでした。
でも、貴重な体験ができ、よかったです。



先週、ある用事があり、施設へ行きました。

「先月オープンした所A型施設の見学行きませんか?」

施設長さんがお声をかけてくださったので、近々行く予定です。

入所できればいいなと思います。



最初から「無理」と決め付けず、息子に見学させてみて、
本人が無理かどうか、決めてもらいます。