2~3歳ぐらいから、なんでも「自分でやる!!!」という時期があります。

長男は「自分でやる!」がない子でした。

たとえば・・・
机の上にあるお菓子を、自分の手で取ろうとせず、
私の手を持って、私の手をお菓子に持っていき、
私がお菓子をつかむと、それをもらう。。という感じ。

不思議な子でした。


靴の履き方、洋服の着脱の仕方は教えました。
手伝えば、できるようになりました。
何度も練習すれば、いつかは自分でできるようになるはず。


でも、自分で履こうとしない、洋服を着ようとしない。
私が履かせてくれる、着せてくれるのをぼーっと待つのです。

やってあげてしまうのは簡単です。
でも、やってあげてしまうと、
いつまでたっても、自分でやる気にはなりません。

靴と洋服の着脱を、自分からやる気になるまで、
何年かかったかな?

いつの間にか・・・・う~ん・・・・
10年ぐらいかな?もっとかな?

幼稚園、学校へ行く朝、どこかへ外出する時。。。
毎日、毎日、365日・・・自分からやるのを待ちました。

少しでも私が手を出すと負け。


「待つ」と言うのは、それはそれは・・・根気のいることでした。

待つのは、洋服や靴だけでは、ありませんでした。

自分でやらない息子を見て、
「あなたが先回りしてしまうから、なにもしない子になったのよ」
という人が、よくいました。

とっても、悲しかった・・・


息子ができないことは、すべて母親の私のせいにされました。