【CD】ウォルトン:交響曲第1番 | 短足犬の六弦探訪

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自分が聴き始めた20年前ならいざ知らず、近ごろではウォルトンという作曲家は結構有名なのではなかろうか? ローレンス・オリヴィエ主演の映画の音楽をかなり書いているのでむしろ映画ファンの間で有名なのかも…

ちょっと前にTVで佐渡裕氏がこの曲をリハーサルする様子が放送されていたが「まるでパズルみたいな曲だ」と四苦八苦していた。確かに指揮者でも無い素人が聴いてもかなり複雑な曲であることはわかる。これをキッチリまとめ上げるだけでも相当な労力が必要であろう。

複雑な曲とはいってもいわゆる「ゲンダイオンガク」的なものでは無い調性音楽でしかもリズミックドラム そんな21世紀のスタンダードとでも言うべき傑作のお気に入りはこの3枚CD

 

●交響曲第1番、チェロ協奏曲/サイモン・ラトル指揮バーミンガム市交響楽団
今や押しも押されぬNo.1指揮者ラトルがバーミンガム時代に残した名盤! テンポ設定・揺らし方、各セクションのバランス、ラトルはこういうところを信じがたいほど絶妙に仕上げてくる。それに応えるオーケストラもまた素晴らしいことは言うまでもない。ラトル時代のバーミンガム市響は「イギリス最高のオーケストラ」と言っても良い☆ 当曲最高の名演!!






●ウィリアム・ウォルトン作品集
おそらく現在は廃番であると思われるが発見したら即購入のお買い得盤!! 第1交響曲は歴史的名盤の誉れ高いプレヴィン/ロンドン響の名演♪ その他にもハイフェッツのヴァイオリン協奏曲、ピアティゴルスキーのチェロ協奏曲、バシュメットのヴィオラ協奏曲などなど名演奏家の超名演がこれでもかと収録されている☆






●交響曲第1番、パルティータ/ポール・ダニエル指揮イギリス・ノーザン・フィルハーモニア
世界最強廉価盤レーベルNAXOSのウォルトン入門編に最適の録音♪ 指揮者もオーケストラも知名度は無いがなかなかにツボを押えた演奏☆ 廉価盤とは言えNAXOSは「うわぁ~…大ハズレ引いちまったぁ~!!」って演奏は無いと思う。知らない曲で聴いてみたいと思ったらまずNAXOSで聴いてみて間違いは無い(・_・)