箱根滞在4日目、月曜日。
この日は絶対にオープン早々【相原精肉店】へ行かねばならない。なぜなら明日火曜日が定休日になるからだ。
そして昨日夕方電話を入れたところ、食したかった一品がないため断念し、帰るのを一日延ばしたお店でランチをするのだ
ママ「おぃ、きよと。やる気出せっ」
きよと「ほらね、逃げないですよ」
きよと「走るですよ」
きよと「良いお天気ですね」
きよと「あ〜楽しかった」
念願の【相原精肉店】に立ち寄り、向かった先はお昼ご飯を戴きに待望の【竹やぶ 箱根店】へ。オープン10分前に着くと、既に一組先客が
なんだか不思議な空間です。先客の男性グループの一人がしきりに
「ハイジが出そう」
なんとなくその言葉の意味が納得出来ちゃいます
頼んだのは昨日売り切れだった『天せいろ そば』
「少し時間がかかります。」
と言われ待っていると、先ほどの男性グループの会話が背後から
「足らない。」
「何杯でも入る。」
「わんこ状態。」
「問題はお腹いっぱいじゃなくて、何処で止めるか、だ。」
と言いながらのおかわり攻撃
『天せいろ そば』がきたので、まずは何も付けずに蕎麦を一口。なるほど食べ易い蕎麦である。
天ぷらは海老が4匹ほど入ったかき揚げ。持ち上げてみると、敷いてある紙に油がべっとり。油切りしてないのかなぁと思い一口。見た目と違ってサクッとした食感。しかし油食べてお腹いっぱいになるのは御免被りたい。海老だけ戴き、たぬき蕎麦のようなつけ汁で蕎麦を食す。
満足が足らない。
ならばと一日20食限定『田舎そば』を追加注文。
帰宅後マンションの温泉♨️で癒された後は、明日帰るので、片付けに追われる。
くれぐれも言いたいが今回の箱根路。食倒れの旅に出てる訳ではありません
さて、今宵は箱根最後の晩餐になります。箱根人生を締めくくるには、此処しかないでしょう。
【富士屋ホテル】 私が大切に想う父のような方が、此処の『コンソメスープ』が何より好きでした。
最後に戴くのはこのスープしかありません。
そしてこのホテルの『ビーフカレー』 日本らしい、そんなクラシカルなカレーを戴けます。
付け合わせの福神漬けが少し塩辛く、マンゴーのピューレに甘い酸味があり、カレーの味をまた一味も二味も変化させてくれ、残そうと決めていた白米まで完食夢中になって食べてしまいました
最後の晩餐は、いろんな想い出の詰まった【富士屋ホテル】を選んで良かった。後はワインを戴けたら、思い残すことはなかったかも車なので水でした
帰宅後は、きよくんはお気に入りのライオンさんを抱き枕に早々に就寝です
仙石原にある【相原精肉店】
お肉屋さんの『シュウマイ』は小ぶりだがお肉ジューシー。
『ローストチキン』で出汁を取った鶏鍋は最高 鶏肉は驚くほど柔らかくなり、締めに『ラーメン』も美味しくて、冬の鍋にはピッタリ。出来立てを半身に切って貰ってお持ち帰り。
『ロールキャベツ』は一つずつラップに包んで冷凍し、【茅の舎】の『野菜だし』に『ロールキャベツ』と余り野菜を入れるだけで、美味しいロールキャベツに。
今夜そんな『ロールキャベツ』に【ベーカリー&テーブル】の『わさびフランス』が晩ご飯。
『わさびフランス』も美味しかったし、お昼に戴いた『塩キャラメルメロンパン』も最高
今朝は雨。ゆっくり起きることが出来た。箱根の想い出は私だけでなく、れなの中にもある筈。れなは人間らしいのだ。
先日実家にきよとを預け、れなと家路へついた際、早々に渋滞にハマり、なんとか抜け首都高に入った辺りで、れながピーピー言い出した。
れなときよとの言うことは、ほぼ100%理解出来る。今れなが言ってることは
「ママぁ、うんち。ママぁ、ちっこ」
SAなどなし、20分ほど宥めすかしながら家に到着。トイレに乗せた瞬間の用足し
我慢してくれてありがとう。小さい子よりは我慢強いわ
14年分の箱根の想い出。れなの想い出もママが一緒に持って帰るからね。