MCSさんが、病気や歯科治療で、一度に多くの薬剤の使う使わないを判断しなければならない時があります。
歯科治療は多くの薬剤を一度の治療で使います。
気管支喘息も昔は薬が5種類ぐらい一度に処方されますし、副作用が多かったり、中毒域と実効域が接近していたりして、最初のうちは選択が難しいと思います。
麻酔薬は多くのMCSさんが、選択に頭を悩めると思います。
麻酔薬そのものがダメだったり、防腐剤がダメだったりしますし、ダメな時は本人に尋ねようにも意識がない訳ですし、代謝酵素の活性の個人差も大きく、一度に何種類もの医薬品を使います。
何より、周囲に相談相手がいない。自分の使った麻酔薬をいちいち覚えているのは薬剤アレルギーのある人や医療関係者ぐらいでしょう。
虫歯にしても目の手術にしても、突然やって来ることもあります。
MCSで喘息の私は、医師との調整が結構大変なので、資料を手元に置いておいて、ざっと目を通し、必要な時は担いで麻酔科医と話をつめるようにしています。
幸い、大きな手術は今までに受けなくて済んでいます。
麻酔薬も進歩が速いですので、それに付いていくと、お金がいくらでもかかりますので、5年に1回ぐらい買い替えるぐらいにしています。
5000円越えぐらいの総合的な本を手元に置いておくと、いざという時にさっと調べられます。