ご訪問ありがとうございます。


支援級に通う自閉症スペクトラム&ADHDの小2男子を育てています。


息子は元気に学校へ行きましたニコニコ


昨夜、寝る前、息子が言ったんです。


「秋にお薬飲み始めてお腹が空くようになったけど、なんだかずっと体調が良くなくて、でも冬休みに治ったんだ~」


治った?


いや、治ってない。


お薬(ジプレキサ)で吐き気を止め、

食欲を増進させて、

血糖値を上げて、

代謝を下げ、

体重を増加させました。


体重が増えても体力はすぐに回復せず、

頻繁に熱を出していたし、

学校に行けても体育は見学ばかりだし、

不安な気持ちも重なって、

本人なりに倦怠感があったのだと思います。


その倦怠感が抜けた感覚になっているっぽいんです。

体力が戻ってきたのだと思います。


本人の言葉だと「治った」なのでしょう。


ただ実際冬休み、出掛けた日の夜は食べられなかったし、

元旦も実家で大勢で食事をする環境に戸惑い、

おせちの黒豆一粒しか食べませんでした。


息子の摂食障害は治ってなんかいないし、

食べられないときは食べないのです。


ただ、本人が「治った」と思っていること、

それには同意してみました。


「そうだね。治ったね。良かったね。ただ、先生がいいと言うまでお薬は続けようね。」


息子は安心して寝ました。


思い込みって結構大事なんじゃないかな、と思いました。