会社の子が辞めるというので送別会が開かれた。

あたしも今回はきちんと誘われた。

みんな終わる時間がまちまちなので、バラバラと人が徐々に集まりだす。

そして・・・・


「もー まいてくるの大変だったよ~~」


ん?何のことだろう・・・?

どうやら 嫌われている子がいるらしく、その子には送別会のことを話ししてなかったんだけど、

ある子が帰りが一緒になってしまって、その子にばれないように

送別会会場にくるのが大変だったと 笑いながら話していた。


みんなも笑ってる・・・・


なんか、小学生とかのいじめの延長みたいだ。


つくづく、会社の人とつきあうのがイヤになってきていた。


昔から、いじめっ子もいじめられっ子もキライだった。

正直、面倒だった。


「○○ちゃんをムシしちゃおー」


なんて言われたら、ささーっと逃げていた。

自分は無視されたこともないし(気づいてなかっただけかも?)

わざわざキライな子でもないのに無視する理由がわからなかった。


そんなことは子供の時だけのことかと思っていたら、

オトナになってもまだ続くのか・・・

これは女性特有のことなんだろうか?




ある日、同僚から同報メールで飲み会のお誘いがきた。

珍しくあたしも誘ってもらえた。

すごい嬉しくて、即座にOKの返事。


しかし、いくら待っても場所や時間の連絡が来なかった。

トモダチに確認した。

「なんか彼女からあれっきり連絡来ないけど、時間って何時なの?」

なんとなく、トモダチは浮かない顔、でも時間と場所を教えてくれた。


あれ?ひょっとしてあたし誘われてないのかな?

最初のお誘いメールが間違いだったのか?


当日、同僚は店を予約してくれていた。

おそるおそる行ってみると、やっぱりどう考えても一人分、席が少ない。

慌てて付け加えた感たっぷりだ。


いたたまれない数時間。

笑って笑って笑って笑って・・・・

とにかく笑ってすませようと思った。


でも・・・家に帰ってから、大泣きした。



ある日、出産を控えた人が会社を辞めることに。

最後の日、

「とってもかわいい服ありがと~~~~」

と、その人から言われる。

なんのことだかわからなかったけど、とりあえず笑顔でにごしておいた。

あとでわかったこと。

仲の良いトモダチが、みんなに声をかけてプレゼントを贈ったらしい。

なぜか、あたしは声をかけてもらえなかった。


周りからみると、そのコとあたしはとっても仲が良く、

いつも二人でいるように見えている。

だから、彼女を誘えばあたしも来る。

彼女からプレゼントをもらえば、あたしももちろんその仲間に入っている、

そう思っていたのだろう。

あたしも、そう思ってた。

だけど、彼女の中では違っていたのかもしれない。


昔、母から

「アンタは都合の良いときだけ、人に利用されるから気をつけなさい」

と、よく言われた。


確かに、自分がトモダチだと思っているヒトのことはすごく大切にするし、

何をおいてもトモダチ優先だった。

トモダチが、ヒマだといえば、一緒に遊びにいくし、

自分がどこかへ行く時は、かならずトモダチにも声をかけていた。


あたしは人一倍、情に厚い人間だったんだと思う。

だから相手ももちろんそうだと思い込んでいた。

でも、結局みんな大切なのは自分だし、家族なんだよね。


幼馴染のずーっと仲のよかったトモダチも、

結婚したとたん、なんとなく誘いにくくなった。

彼女の都合に合わせて、彼女が遊びたくなったらあたしが遊びに行く感じ。

ホント都合のよいおんなだなぁ。


ま、相手がオトコぢゃないのがいいのか悪いのかわからんが。



周りはたぶんあたしに気をつかってくれていた。

家のことで大変だろうから、誘わないでおこうと。

でも、ひとりぼっちになってしまった気分のあたしは、

疎外されることを極度に恐れていた。

行けるかどうかわからないけれど、一言声をかけてほしかった。

それはあたしのわがままなんだろうか・・・