昔、春が好きだった。
ありきたりだけど、出会いと別れの季節。
冬→春へ変わる頃、なぜか胸がドキドキした。
いろんな期待を込めて。
今は、夏が好き。
でも、日本の湿気の多い夏はキライ。
青い空、青い海、日陰に入ると涼しいくらいの心地よい風。
絶対、一生そこに住めると信じてた。
何を根拠に信じてたのかわからないけれど、私にはできるって思ってた。
夢心地だったんだろうな。
ちょっと頭がおかしくなってたのだと思う。
日本で、現実に向き合うと、あの場所に住むなんて夢のまた夢。
いろんなしがらみとか、世間体とか、面倒なものがたくさんつきまとう。
みんなそうやって生きているんだけど、
たまにそれに耐えられず 押しつぶされそうになる。
あと何年、何十年生きるのかわからないけれど、
いつになったら諦められるのか?
夢は持っていたほうが人生に張り合いも出るけれど、
叶わない夢は、持っていると押しつぶされそうになる。
またあの夏をあの場所で感じることができるだろうか?