さていよいよ10回目が迫って来た。
この程度の事でなぜ死ぬのか、という話。

そもそも初期に弁護士にお願いすれば、人権侵害、契約違反、その他もろもろで離婚して慰謝料と親権を取ることも可能であった。
妻父の直筆のお手紙には全て認める内容が書いてあったし証拠は全て揃ってもいた。
でも子供の心を最優先した。妻のいる未来しか考えていなかった。
だからその道を捨てた。
やがて追い詰められ壊れ始めた。
いつの頃からか妻はとんでもない理不尽な訳のわからないことを喚き散らし、その後私がキレてしまうとその途端その様子を動画撮影するようになった。
私はそもそも捨てた道だ。
妻と子供といる未来しか目指していない。
また最後は妻も子供が大事で子供の未来に向かってのことしかしないと思っていた。
なにしろ子供3人は疑う余地もなく私の事が、本当に本当に大好きであったから。
私は同じ理由で妻を攻撃できなかった。

しかしここに来て案の定妻に入知恵した薄汚い誰かがいる。私たちの子供のことなど知りもせず勝手な正義感、はたまた利害、もしくは信仰からだろう。

私は親としての善意にかけて全てをやって来た。だから完全に、わかっていて無防備だった。
悪意を持たれたら対抗する術はない。

こうしてひっくり返された。
なら最初に離婚して慰謝料養育費親権を取れば良かったのか。
違う。この期に及んで私は家族全員で幸せに暮らすことしか目指せない。

しかしもうその道はなくなった。

子供達に真実を伝えたかった。
でも子供達の心を大事にしたかった。
子供達の半分は妻の血だ。
半分を否定など出来ない。

だからこのまま子供に私がどれだけ愛していたか伝える術もなく手が届かなくなることが悔しい。
悔しい。
受け入れられない。

私はこの世界に適応出来なかった。
自分を守る能力がなかった。
だから淘汰されるだけだ。