観てきました。
世界の謙さまの最新作。
これ、「SAYURI」撮影中に原作を読んだ謙さまが
いたく感銘し、映画にすべきだ!、となったそうです。
監督も謙さまが決めたそう。そして
「自分もこの作品に責任を持つため」に
エグゼクティブプロデューサー、という肩書き。
内容は、ご存知と思いますが、バリバリ働いていた
広告マンが、難病・若年性アルツハイマー病かかってしまう、
というもの。それまで仕事一筋で、家族を旅行にも
連れて行かず、娘の人生の節目節目に立ち会うこともせず、
でも、そんな夫をずっと支えていこうと決めた妻(樋口可南子)。
この二人に焦点をあてて、物語は展開します。
告知の前後で、謙さまの表情がまるで違う。そして、
病状が進むにつれ、どんどんやつれていくのですよ・・・。
見てるだけで痛々しく、それだけで泣ける・・。
それに加えて、妻役・樋口可南子の、必死で
夫を支えていく姿も、その表情にすごく愛を感じて
とても温かくもあり、とても切なくもなり・・。
特に、退職して家に引きこもる夫を慰めた後、
夫に隠れて、泣き出してしまうシーン。
思い切り泣くだけ泣いて、「駄目、泣かない泣かない」って
自分に言い聞かせる。こんな、強さと弱さが同居している
場面がたくさんあって、本当に涙なしでは見れなかったのです。
ラストは、とてもとてもアンハッピーなんです。
だけど、妻も何かを悟ったように、二人で、出会った頃のように
まっすぐ歩き始めます。
・・・、でも、やっぱりああなったら、泣かずにはいられないよな~・・・。
私はひねくれ者なので、どちらかと言うと
「あら捜し」してみちゃう性質なんですが、今回は
素直に感動できました。
未見の方、ぜひ、映画館へ!!