私が夫を忌み嫌っていた時期は、
何をされても何を言われても馬の耳に念仏状態でした。
あれって何なんでしょう・・・自分の耳に都合のいいフィルターがあって、そこを潜り抜けて入ってくる夫の言葉は、
いつもいつでも嫌味ったらしく聞こえてきていたし、意地悪に聞こえてきていました。
結局は耳じゃなくて私の心だったんだと思いますが・・・。
そんな状態でも、夫は私を捨てることなく大事に温め続けてくれていました。
マイペースで、権力や威力を行使する関白な夫ですが(笑)、心はとても温かい人です。
私の心が夫に寄り添っていない時期に、
夫にこんなことを言われたことがありました。
「夫婦というのは、個性の差はあっても、二人が同じ方向を向いていないといけない」
と。
夫は、何を話すときでも、だいたい、自分がこんな風に思ったのはこういうことがきっかけで~
などと、必ず自分の主観を入れて話をします。
あの時は、
「自営業っていうのはな、」 とか、 「お金を儲けるということはな、」 とくどくどと自分の世界に浸りながらひたすらに話をされるのが私は苦手でした。
だからあの時夫が言った言葉を、あまり気に留めていませんでした。
が・・・
やっぱり夫は不安だったのだろうなぁ・・・と今更ながら思うのです。
夫に心が向かない私。
ふらふらとただ仕事をこなし、夫婦生活にも応じない。
これがヒロシじゃなかったら、浮気や不倫をされたって文句は言えなかったと思います。
今も夫の性格をいじりますが、
今は愛があります(笑)
どこに行っても何をしていても私はヒロシという名の船に乗って、同じ方向に進んでいます。
舵をとっているのは半々かな。
こんな風になるまでには夫婦で何度もぶつかり合い、
夫とは軽く別居をしていましたし、色々ありました。
改めて思うのは、
ヒロシがいてくれてよかった・・・
嫌いになって別れたわけではない死別で子連れの私たちを受け入れてくれた時点で、
まずは凄い人ですよね。
一度社員さんに言われました。
「俺ならいくらハルさんでも子連れだったらムリっすね・・・」
もう辞めた人から言われた言葉だったのですが、今頃になって思い出すのです。
ちょっと失礼じゃない?と少しの腹立たしさと共に、ヒロシに対する愛情が沸いてきます。
うちだけじゃない、
ご夫婦でいる方、恋人同士でいる方々、
それぞれ色んな形の船に乗って人生の旅路の途中なのだなぁと。
色々なフォロワーさんのブログを拝見するにあたって、心底そんな風に思いました。
でもそもそも・・・
生きてるからこういう感情を抱けるのですから、
父と母に産んでくれてありがとうと強く思います。
そんな父と母にも勿論、父と母がいて、更にその祖父母にも父と母がいて・・・
そんな思いを巡らせて何気なく今朝、私がもう20年くらい前から興味本位で取り寄せていた戸籍謄本をもとにして自作した家系図にふっと目を通すと、
今日命日だった3歳の子の名前が書かれてありました。
女の子かぁ・・・;;
「死亡日 〇年六月二十九日 〇〇ハル」
仮名ではなく私の本名と全く同じ名前の女の子が亡くなっていたことを知りました。
自作した時も、確か「あ・・・」って思ったはずなのにすっかり忘れていたんだ。
3歳かぁ・・・
昔はお薬もろくになかった時代だもんね・・・
時どきはこんな風に、ご先祖様に思いを馳せることも必要なんだなぁと思いました。
自分のルーツだもの。