カランコロン・・・

 

製氷機の氷が出来て氷のお部屋に生み出し落ちる音が響く。

 

ハっと目が覚めた。

 

まただ・・・。

 

夫が事務所へ行くというと気が抜けるのだ。

 

座ってスマホをいじりながら、ウトウトと寝てしまっていた。

 

また、こういう寝方をしてしまっていた。

 

危ない・・・風邪ひくところだった・・・。

 

それにしてももの凄く場面の切り替わりが早い夢を見た。

 

母方の祖父と祖母が出て来た。

 

今は二人とも、亡くなっていて、今はもういない。

 

祖父母が住んでいた場所は海が近い。

 

私は二人を故郷の海へ連れて行っていた。

 

まだ海に行くには肌寒い。

 

それでも「故郷の海が見たい」と言った祖父のために、海へ行った。

 

夢の中には二女サラもいた。

 

サラは水着だった。

 

大はしゃぎしている。

 

体が冷えてきている・・・。早く上着を着せないと・・・風邪をひかせてしまう・・・

 

と思っていると、隣でサラを凌駕するほどに、亡くなった祖父が海辺でニコニコと楽しそうにしている。

 

・w・;

 

見ると祖父も紫いろの唇をしている。

 

あ・・・まずいなこれ・・・早くサラと祖父をあたためなければ。

 

そう思い、自宅へ戻った。

 

祖父は即、入院になった。発熱をしたのだ。

 

サラはいない。

 

どういうわけか、私のお腹の中に戻ったらしい。

 

私は妊婦の設定だ。

 

「お腹の赤ちゃんが成長していないから、ちょっと・・・様子を見てみましょう」

 

そう言ったのは御世話になった産婦人科医の男性医師だった。

 

サラは?そんなはずない、サラはもう産んだし!!!

 

そう思いながらも、自分は妊婦で、無理が利かない。

 

祖父は祖父で、

 

「ハルちゃん、海楽しかったよ。じいちゃんもう癌で死ぬころだから、じゃあの。ハルちゃんは悪くないよ。死んでしまう前に海に行けてじいちゃん幸せだったよ。」

 

そう言った。

 

やだもう・・・消えないでよ?

 

サラのように消えたりしないで、おじいちゃん・・・

 

そうこうしているうちに祖父はいつの間にかいなくなった。

 

サラがいない、おじいちゃんがいない。

 

そして私のお腹の中には今にも消えそうな命があるという。

 

紆余曲折あって、もう1シーン別の夢に切り替わったが、

 

サラが恋しくて恋しくて、本当にいなくなってしまったのか?

 

とこんがらがっているときに目が覚めた。

 

夢だった・・・良かった・・・

 

でもサラに気を付けていなくちゃ・・・何となくそう感じてサラを見に二階のサラの部屋に入った。

 

ありえないほどの寝相の悪さで可愛く寝ていた。

 

安堵・・・つるんと出た白くて綺麗なサラの額にキスをしてサラの部屋を後にした。

 

歩くと足の小指が痛む。

 

片足を引きずりながら歩く。

 

階段がきつい。

 

小指って大事なんだなぁ・・・とふと思う。

 

あっても無くてもさして変わらないだろうと思われがちな小指の偉大さを改めて感じた。

 

コロコロ変わる、なんとも変な夢だった・・・

 

ところでヒロシからメールが来ていた。

 

「今夜の焼酎がきいてる。眠たくてたまらないからこのままこっちで寝るね。エッチはまた明日ね!」

 

・・・・。

 

・w・;

 

マイペースだな、ヒロシだけは・・・。