一滴蓄えていた水滴が、 ポロっと不意に落ちたたった一滴の涙のせいで、 葉がしなり、 抱えきれなくなってポタっと落ちた。 こんな風に私の目からもちゃんと涙が然るべきときに流れてくれたらいいのにと思う。 色んなことを見すぎてなのか、 冷めているからなのか、 ちゃんと泣けないでいる。 たった一人の人間の行動や言葉に振り回されて生きるのは嫌だな。 解き放たれようと思った。