コロナウイルスが世界で猛威を振るっている昨今で・・・
私は今朝、
レースのカーテン越しに外景を見てふっと呟いた。
「目で見る世界はこんなに綺麗なのにね。いつものように青空で、毎年のような春なのにね。ギャップにやられちゃうよね」
と。
すると、朝食のトーストを焼く作業をし始めた長女のエマが言った。
「エマはね、こんな風に考えたの。世界中の頑張っている人の心の中の叫びみたいなものを、神様がちょっとずつちょっとずつ集めたんだよね。
ただのぼやきみたいな叫びは掬い上げてもらえないんだよ?ちゃんと、筋の通った叫びをね、集めたの。神様でさえ納得するような訴えみたいなやつを。
そしたらね、もう神様でさえ抱えきれない量になっちゃったんだよね。あ、ママ。これはエマの考えだからね?」
そう言ってエマは優しく微笑んで話を続ける。
「それでね、抱えきれなくなっちゃって、もうなんか、ドーン!!!って、元に戻れ!!!ってなっちゃって、こんな風になっちゃったのかなぁって思った」
私はエマの母親。
この抽象的な表現で、十二分にエマの言わんとすることが理解出来た。
「そうか、エマはそんな風に考えたんだね。ママも実はどうしてこんなことになっちゃってるんだろうって、ずっとずっと考えてるんだ。エマの考察はなかなかのものだよね。でも・・・元に戻るためにしては、犠牲が大きすぎるよね・・・なんか悲しいね」
そうエマに言った。
するとエマ、
「変わる時は痛みが伴うって、ママが教えてくれたんじゃん。だからそう思ったの」
と言う。
私、そんなことをエマに言ったんだ・・・
子どもって、意外と親が言ったことをしっかり覚えてるものだな・・・
エマは、
元の正しい思考を持つ人間に改めるため、
元の美しい地球の姿を取り戻すため。
と言いたかったのだろう。
それは一理あるかもしれない。
でも、そういう発言は、場所と人を選んで言わなきゃ、傷つく人がいるからね。
と言って、エマの考察について掘り下げながら二人で話をした。
エマは途中、
ママが死ぬのが怖いと言って泣いた。
泣くお姉ちゃんを見てサラも泣き出してしまった。
二人の娘が、ママが死ぬのが怖いと言って泣き出してしまった・・・。
「ママはね、絶対に死なないとは言い切れないけど、どんな時だってサラとエマの傍にず~っといるよ。もし、ママが100歳まで生きてそして死んだら、成仏なんてしないでエマの傍にずっと居ようかなぁ~www」
と明るく言うと、
エマが冷静に
「いや、それは困る・w・;」
と言ったので笑った。
四六時中傍にいてほしいわけじゃないのね?と思ったが、
エマ曰く、
成仏できないなんて可哀相過ぎる><
だって。
優しい子だこと。
サラも、つられて笑う。
そしてサラは、テラスでこどもちゃれんじの付録のトマトを育てている。
何かにとり憑かれたかのように、一生懸命育てている。
その容器にあしなが蜂がとまっていようものなら、
「ぷぎゃwwwww」
と言い、虫取り網を被せて防御していたw
トマトが大好物なサラらしいわ・・・
と思ったが聞いてびっくり。
同じくトマトが好きで、6月に誕生日を迎える私の母、つまりサラのおばあちゃんに、プレゼントするためだと言う。
(こどもちゃれんじの付録は毎度見事だと思う。
決して安くはないが受講させていて良かったと思うことは多い。)
「内緒にしてよ?ママ。おばあちゃんをびっくりさせたいんだから!」
と、毎日毎日テラスへ出入りし、
日の当たる場所へ容器を移動させたり、
雨の日には雨がかかり過ぎない場所に移動し・・・
本当に涙ぐましい手の入れようだ。
私はそれを聞いて、嬉しくて堪らなくなった。
私の母は、自分のスカート1枚を買うのに数か月も悩んで買うような人だ。
それなのに私たちには簡単にケーキやら何やらと買って来る。
だからこそ、私は母の誕生日にも母の日にもプレゼントを欠かさない。
それは私の妹も同様だ。
いつかミラクルが起こった。
母の誕生日に、全く同じケーキを買って実家に帰っていたのだ(笑)
まぁ・・・母の好みは知ってるし、母の好きな上品なものも知っているものね。
なんだか、
岡江さんのニュースを見て気持ちが落ちていたけれど、
娘たちの優しさにまた、心を立て直してもらった。
こんな大事な家族を、どう裏切れるというんだろうか。
いつもありがとう。