10代の頃から普通に恋愛をして、普通にお付き合いをして・・・
とプロフィール欄にも書いているのだが、
昔から、妙に気が合う、話が合うのは10歳以上は年上の方々とばかりだった。
中学生の頃からその遍歴が見え隠れしていたなと最近になって思うことがある。
中学生の頃の国語の先生は男性担任教師だった。
皆は冗談半分本気半分で、その担任の先生のことを“気持ち悪い”と言っていた。
気持ち悪がられていた理由は・・・多分、
いつもニヤニヤしていることや、少しエッチな雑談を交えることがある、
(下品なネタではなく、当時の私はためになるなぁ・・・と思って聞いていた。)
それと、外見に無頓着だったことかもしれない。
まるで鳥の巣のような髪の毛・・・。
しかしその担任教師は博識だった。
国語の教師だったからなのか、話し方、言葉のチョイスもとても綺麗で面白く、
まるで物語を聞いているかのような授業だった。
この地区にまつわる昔話は特に好きだった。
絵本にしたらいいのに。
そう思っていた。
少なくとも私にとってはそうだった。
でも周りのみんなはそうは思っていなかったようで、「キモい」などと言っていたが、
心の底からキモいと言っていたわけではなさそうだった。
そんな先生に対し、私は微かな恋心を抱いていた。
博識で私の知らないことを何でも知っている。
中学二年生の時、体験学習として小さな島へ宿泊した際、フェリーに乗った。
そのフェリーの中で、乗り物酔いをするからとデッキに出て海風を浴びていると、近くにその先生がいた。
先生の隣に行き、
「先生!」
と声を掛けてずっと話をしていた。
「おぉ。どうした、座らないのか?」
と言うので、事情を話すと
「そうかそうか、それならここで海風にあたっておくのはいいかもしれないね」
と言ってくださった。
先生が話す話は、
「昔ここの島は海軍の訓練施設があってね・・・」
と、あくまでも先生の知識を教えてもらっているだけだったのだが、
私も
「それでどうなったんですか?」
とか、
「へぇ~知らなかった!そんな島だとは思えないほど今は綺麗で穏やかな島に見えます」
などと話をしながら居た。
そのおかげで船酔いもあまり気にならなかった。
担任の教師とは、もちろん恋沙汰になるわけでもなく、どうこうなったわけでもない。
ただただ、私の心の中に、先生すごいなぁ・・・
という尊敬と敬意の気持ちがあっただけだ。
まぁ・・・恋だったのだろう。
後から知った話だが、その先生は随分と名の通る資産家のお坊ちゃんで、
このあたりの田舎の土地をあちらこちらに持っており、駅前には先生の名前のビルも多い。
全て先生の持ち物だという。
ほぇ~・・・知らなかった。これは余談である。
その担任の先生のみならず、
銀行の窓口にいた頃も、同年代の方よりも年輩の方との会話のほうが弾んだ。
だからなのか分からないが、
お年寄りにモテた(笑)
私の母方の祖父母も、年の差11歳という夫婦だった。
いつか親友の美晴に、
「私は若い人にモテない。年輩の人にばかり好かれるの。どうにかなんないかな~」
と少し愚痴っぽいことを言ったことがあった。
美晴は、
「年上の人から好かれるって、それってすごいことだと思うよ。」
と、あっさりとそう言ってくれたのだ。
以後私はそのような愚痴を言わなくなった。
節目節目で美晴の一声で前向きになれていた。
ほんとに有難い存在だ・・・。
そして蓋を開ければ私は現在16歳差夫婦をしている・w・