居住地によって、独特の言い回しやイントネーションや言葉がある。
それを方言と言う。
イントネーションこそ、私も染まっているのかもしれないが、
基本的に私は方言を使わない。
幼いころからだ。
祖父母、そして母が標準語で子育てをしていたからなんだろうか。
とても不思議だ。
小学生になっても、中学生、高校生になっても私は方言に染まることが出来なかった。
だからか、自分だけ浮いているような気がしてならなかった。
それが嫌で、私は時折あえて方言を使ってみるのだった。
すると、自分の口から紡ぎ出される声と言葉の違和感に、とても胸が悪くなる。
聞いているのにはなんてことないのに、自分が言うのはどうしてもダメなのだ。
友人たちからも、美晴からも
「やめて。なんかハルじゃないみたい。」
と、逆にやめれと言われる始末。
そして私はいつも通りに話をする。
言葉って不思議。
夫は根っからの方言を使い、それもお年寄りしか使わないような方言を使うので
ふふっと笑ってしまうことがある。