二女はよく夢の話をする。

 

「昨日、少しの間怖くて眠れなかったの」

 

「どうしたの?」

 

「ママとかサラとかパパとかお姉ちゃんとかって、死んだらどこに行くのかなと思って。天国ってどこにあるの?」

 

「あのね、サラ。ママもパパもまだ死なない。それでももし、もし、急に車に轢かれたりしたら、ママはずっとサラの傍にいる。それに、サラには美晴おばちゃんもるし、ママの妹の夏海おばちゃんもいる。それにほら、前のおうちの山崎のおばちゃんもいるよ?みんながサラのこと大好きで助けてくれる人がたくさんいるの忘れちゃったかな?」

 

実際に、

 

この地域は皆温かい。

 

ママがおばけになっちゃった

 

という絵本を、知人から貰った。

 

その絵本を読んでから、サラは怖くなってしまったようだ。

 

確かに私が悪かった。

 

一度内容を確認して読むべきだったよね。

 

感受性の強いサラには向かない絵本だ。

 

評判のいい絵本みたいだが、

 

私はこの絵本を読んで自分のカタルシスを得ようとは思わない。

 

我が家ではこの絵本はお蔵入りだ。