「ハルいれるよ」

 

頷くや否や、夫は私と一つになった。

 

制御不能の夫はカンガルー並の速度で動いて来る。(※時速48㌔)

 

「ハル~・・・」

 

夫が私の両足を思い切り開いてその間に自分の身体をキツく押し当てながら動いている。

 

気持ちが良すぎて耳の後ろが熱く熱を持ち軋んでいる。

 

コントロールしきれない熱が身体に宿ってしまっている。

 

いつの間にかスンスンスンが聞こえなくなっている。

 

スンスンスンはいつしか夫の声になっている。

 

「んっ、んっ、んっ、んっ・・」

 

私もそれに反応して応える。

 

瞳を閉じると瞼の裏は銀河鉄道の夜だ。

 

ジョバンニは私なんだろうか、カムパネルラは夫なのだろうか・・・

 

列車はみるみる宙を舞い夜空に駆け上がる。

 

数々の星を避け、宇宙を突き抜ける。

 

ケンタウル祭の夜、天気輪の柱、銀河ステーション・・・

 

北十字とプリオシン海岸。

 

切符は私が握っている。

 

無数の星たちをわき目に、列車ははるか上方へ突き抜けていく。

 

体もまるで宇宙に放り出されたかのような気持ち良さが走る。

 

「ハル・・・愛してるよ」

 

夫の声でここが布団の中なのだと再認識する。

 

「ヒロシさん、もうダメ・・・」

 

「ザメじゃない!」

 

ザメ・・・

(((;꒪ꈊ꒪;))):

 

90%の割合で、大事なときに噛んでしまう夫。

 

「ほんともう無理・・・だよ・・・(色んな意味で)」

 

「俺もいく、、、ハル!!」

 

これでもか、というほどに夫は強く貫いてくる。

 

内壁と内壁が擦れ合うのに、お互いの愛が痛みがないようにしてくれている。

 

もうダメ・・

 

「ぃ・・くっ」

 

「はるっ!んぬぁっっふ・・・」

。・*・:=( ε:)

 

 

下腹部にこもるエネルギーを放出したあとの身体は暫く制御不能になる。

 

その体をヒロシがきつく抱きしめてくれている。

 

夫の腕の中で、体が鎮まるのを待った。

 

少し目を開いて夫を見ると、優しい顔をしていた。

 

夫の腕から出ると、少し汗ばんでいた皮膚に部屋の空気がひんやり触れてきた。