夫の実家に集まって親族の新年会を終えた。

 

疲れたw

 

しかしうちの義母は本当に何もしなくていいから!いいから!と、

 

私にも、ヒロシの弟夫婦の奥さんにも、洗い物一つさせない。

 

私がこっそり洗おうとキッチンに立っていようもんなら、

 

「ハルちゃん、あたしずっと暇なんだから放っておいて~!」

 

と言ってくださるのだ。

 

孫にくれるお年玉は驚愕の金額であるし、本当に頭が下がる思いだ。

 

疲れるのはヒロシの相手をすることに、だ。

 

新年からお酒を浴びるように飲む夫。

 

仕事もないので心配はしないが、さすがにあれほどのお酒を体にチャージすると、

 

そりゃ~お小言も増えるし、同じことを何度も言い出す。

 

ヒロシの弟家族の娘さん二人は20歳24歳

 

れっきとした大人である。

 

その24歳の娘ちゃんは、義母の血を大いに継いでいるのか、常に海外に旅行をしている。

 

ニューヨーク、イギリス、フィンランド、ドイツ、数えきれない。

 

24歳の娘、麻友ちゃんはそういうわけで海外カブレしており、結婚も外人さんとしたいと公言している。

 

今までお付き合いをした男性が0だと言うから驚きである。身持ちが固いのかと思えば、麻友ちゃんは

 

「選んでもらえない」と嘆くが、本当の理由は不明だ。

 

そんな麻友ちゃんに、うちのヒロシが説教を始める。

 

「麻友ちゃん。24歳はな、女性として一番熟れ頃だぞ。今結婚して子供作っておかないでどうするんだ?」

 

と・・・。(今の時代にそれは完全にセクハラだぞ・・・)

 

毎年同じことを言っている。

 

麻友ちゃんは面倒な男の話を躱すのが非常に上手い。

 

「分かった分かった、頑張るよ」

 

とサササっと返事をしてパキっと話を終えさせる術を持っている。

 

そんな麻友ちゃんは私の話を聞いてくれることが好きなようで、毎年決まって

 

「ハルちゃん、イギリス人ってどうだった?」

 

「ハルちゃん、ドイツの人ってどう?」

 

と、聞いて来る。

 

「え、そもそも英語ってどうやって覚えたの?」

 

と、話は尽きない。

 

聞かれたことの答えだけをピンポイントで答えるのだが、足りないようで、

 

肉付けをして話してくれと頼まれる。

 

そうして私と麻友ちゃんが話をしていると、ヒロシが麻友ちゃんに再度説教を始めたがるのである。

 

ぐちぐちと煩いヒロシに、義母、そしてヒロシの弟が口を揃えて

 

「ヒロシは変わり者だから・・・」

 

と言う。

 

ヒロシの弟さんには、

 

「ハルちゃん。兄貴は家でもあんな風ですか?ほんと面倒でしょう・・・」

 

と実の弟から同情される始末だww

 

「いえいえw確かにお話は長いけど、誠実なので、ありがたいなって思う部分の方が大きいです」

 

と答える。

 

その場にいる全員から“変わり者”の太鼓判を押されているのである。

 

困ったもんだ・・・w

 

今日は親族が集まる場だったからか、

 

威張って居たかったのか、

 

決して私のことを認める発言をしなかったw

 

やっぱり・・・こういう部分はまだしっかり残っているのだなーと思った。

 

麻友ちゃんは、お化粧品を取り扱うお仕事に就いている。

 

「ハルちゃんに今年もプレゼント」

 

と、

 

本来なら店頭に出すサンプルを貰った。

 

アルビオンのサンプルだから有難い。

 

買えば1つ8万もするクリームの試供品サイズを4つ入れてくれている。

 

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「ハルちゃんマジで好き」

 

麻友ちゃんから告白されてしまった・w・;

 

「私も麻友ちゃん好きよ」

 

Σ 何この会話www

 

女同士で変な会話をしている私たちも、ヒロシのこと言えないかもよぉ~?

 

などと言い合って笑っていた。

 

お開きになって義母の家を出ると、吐く息は白く、

 

空を見上げれば上弦の月が凛としてこちらを見ていた。