私たち夫婦がまだレス真っ只中のころ、美晴に何気なく聞いてみたことがある。
「ねぇねぇ、一緒にお風呂とか入ったりするの?」
美晴は何の躊躇いもなく
「入るよ、そりゃ。夫婦だもん」
と言うではないか。(゚Д゚;)
そうかぁ~そんなもんなんだなぁ~
そう思いつつも自分たち夫婦がそうなることはとっくに諦めていた。
が。
(๑´ڡ`๑)
入ってみた。(笑)
いや、ついこの間も入ったのだけど、昨夜もまた。
感想・・・悪くないな。
お互いが身体や髪の毛を洗っている間は一人で湯船で寂しい。
しかも、夫が全身を洗う姿をまじまじと見たのは初めてだった。
頭のてっぺんから足までを、全て牛乳石鹸で洗っているではないか!(゚Д゚;)
そうきたか!
夫も興味深かったのか、私が全身を洗う様子をじっと見ている。
普段は機関銃のように喋り倒している夫も、このときばかりは黙って私を凝視していた。
身体を洗っているときはその視線が痛くて私も恥ずかしさでいたたまれなくなり、
両腕で全身を隠そうと必死だった。
が、夫が「綺麗だ」と褒めてくれたことで、徐々に隠すのをやめていった。
なかなか褒め上手な夫である。
だから私も夫を褒めようと夫を見つめてみる。
ジーー・・・・( ゚ρ゚ )・・・・
うむ・・・褒める箇所見つけられない・・・←夫に失礼過ぎる・・・
いや、そうじゃないんだ。
うちの夫のかっこいい箇所は外見や見てくれには無いのだ。そうだった。
・w・!
うちのヒロシは中身がイケメンなのだ。
私はこのブログを始めた当初から、事あるごとに夫のことを“恥の概念が無い人”と書いてきた。
今もそうだ。
こんな場所でこんなこと聞いちゃう?
と思う事でも平気で聞く。
はたまた、私が低調不良のピンチに陥ったとき、恥ずかしいからここでは言わなくていいよ・・・
と思っているのに夫は私を助けることに必死で、警備員や店員を探して病院に連れて行った方がいいのか救急車を呼ぶべきなのか大きな声で聞くのである。
いつだったか、夫は自分のことを「わしは基本的に恥ずかしいと思うことが滅多にない」と言ったことがあった。
その理由を聞いたところ、夫は言った。
「後悔したくないだろ」
かっこいい・・・・。
そう。ヒロシはいつだって他人と自分を比べる物差しを持っていない。
いつだって自分自身と闘っている。
そんな人間だ。
口が悪いし、食欲に対する欲はいっこうに収まらない。
不器用だしオシャレには無頓着。
それでもヒロシは意外にも情に弱い。そこそこ義理堅い。
かっこいい。
家だってポンと建ててくれてローンも無い。
贅沢過ぎるほどの暮らしを与えてくれている。
でも、それが無くなっても、私は夫を捨てたりはしない。
今はとても愛しているから。
「ヒロシさんかっこいいね。」
見た目こそ褒められなかったが、こんな言葉を最近言うようになった。
夫はいつも否定する。
「わしはかっこいいっていう感じじゃあないだろぉ~」
と。
「かっこいいよ。知れば知るほどかっこいいよ!」
と言うと夫は
「思ってもないこと言って!」
と言うが、まんざらでもなさそうである。
それに、そう言いながら二人で笑い合える。
私が湯船に入ると、夫は私の首を両手で絞めるように触ってきて、
「ここも好き」
と言う。
始まった。
夫は私の好きな部分をこうやって私に聞かせてくれるのだ。
そしてその手は胸にいき、
「ここも好き。」
と言いながら、そこで手を止めて指で遊んでくる。
「ここは特に好き。透けてあっち側が見えそう」
といい、下腹部に手を当ててくる。
「傷があるからね・・・」(帝王切開の傷)
「全然目立たないじゃん」
優しいな・・
湯船の中だし、顔と顔も近いので恥ずかしく、そのまま夫に抱き付いた。
夫がそのまま私に入ってこようとするので、
「お湯の中は嫌。」
と言って体を翻すと私は足を滑らせてかっこ悪くお風呂に沈んで行ったw
すぐに元の位置に戻り、
「ただいま・w・」
と言うと夫はとてもよく笑っていた。
「なんでここでしたくない?」
と夫に聞かれた。
昔お風呂でして、ばい菌入って膀胱炎になりました。
って言えない。言えるはずない・w・;
「ば・・・ばい菌入りそうな気がする・・・」
「じゃあ立ってしよう」
「うん」
結局そうなった。
そのほうがいい。温泉に行っても長湯が出来ない私には湯船でずっと浸かっていることは
荒行そのものだ。
夫はそれを知らない。これからたくさん知ってもらおう。
それから夫は私を背後から抱きしめてくれて、そのまま体を重ねていった。
直立出来ないので、浴槽の縁に手をやっていた。
前を向いて夫に抱き付いていたい気持ちを我慢しながら、
優しく体を貫いてくれる夫に応えた。
浴室の広さと壁の硬さが相まって、私の声は浴室内で軽いエコーがかかって自分の耳に届く。
夫の絞り出すような声もまた、エコーが掛かって聞こえる。
「ハル気持ちいいよ」「ハル、顔見せて」
どうやって・・・・(´口`)?w
その体勢のまま右から夫の方を向こうとすると、ヒロシは目を閉じている。
目、開けてないんか~い(;’Δ’;)
「ハル・・・早く顔見せて」
「ヒロシさん・・・目あけて・・・」
傍から聞いたら非常にすっとぼけた会話であるw
夫の方を見ると、目を開けていた。
「んぁぁぁ~(´゚皿゚) ハル・・・!」
ど・・・どうした・・・
ちょっと様子がおかしい夫を横目に、私がもう限界だった。
「ハル!!こっち向いたままイって!」
急に難題wwww
「ダメ・・・できない><」
恐らくそんな器用なことは釜爺ぐらいでなければ難題だろう・・・
「ヒロシさんもう無理」
「ハルもう一回言って」
「もうダメ・・・」
「もう一回!聞かせて」
しつこい!w
「もうダメだってば・・・」
私はそのまま立っていられなくなり、湯船にガクっと膝をつき、力尽きた。
夫は私の背中に出して、力尽きていた。背中で液体が流れ落ちていくのがわかる。
風呂場で何をしたんだ?というほど、二人の気遣いがハァハァと言っている。
落ち着いた時に夫が
「よく最後顔にかけるのあるだろ?」
と言う。AVの見すぎだろ・・・と心の中でツッコんだ。
「そうなの?w」
「あれ、わしは出来んな。なんかハルの顔に出すこととか想像できない」
という。
どういう気持ちなのかはよく分からないが、そういうことで顔には出さないんだそうな。
そこまで正直に何もかも話してくれなくとも、私も顔に出されるのはちょっと怖いので遠慮しておく。
昨夜は一緒にシャワーを浴びて脱衣所で体を拭いたりなどもした。
ドライヤーで乾かしていた私の髪の毛の一束が、夫の顔面に貼りつき、
奇跡的にも一直線の眉毛のように見えて爆笑した。
その後は一緒に布団に入り、布団の中でも大興奮している夫は、布団でも一度行為に及んでから寝た。
夫に抱き付くように寝たが、夫のいびきで何度か目が覚めた。
幸せな時間だった。
初めて、夫との年齢差を、いい意味で嫌だと思った。
普通の夫婦よりも早くに死に別れなければならない現実を思うと、自然と涙が出て来た。
夫は私が泣いて居ることになど気付いてはいない。
気付かれなくてもいい。
それほど、夫に気持ちがあるということを、夫はとっくに気づいてくれているはずだから。
