夫の隣にそーっと忍び込んだ。
すると、すぐに夫は目を覚ました。
あちゃ・・・
そんなつもりじゃなかったのに。
くのいちもびっくりするであろうほどに、そっとそっと任務を遂行したというのに。
><;
私は夫に謝り、一人二階の寝室に移動をした。
抱いて欲しかったわけじゃない。
このまま寝てしまおう。
そう思ったが、今夜はなんとも色々な出来事や思いがセピア色に染まる日だ。
あの日あの時に自分が悪気なくした発言を悔いたり
どこまでも私を愛してくれている両親への想いであったり
子どもの頃に誓い合ったあの約束のことだったり
全てが頭をグルグルと走馬灯のように駆け巡る。
そしてその全てがしっかりと温度を持って私の胸の中を支配していく。
胸が締め付けられるような思いがする。
戻りたいわけではない。
後悔していることもあるが、今はそれを踏まえて前に進みたいと思っている。
それなのに私の胸はぎゅっと締め付けられるような思いがしている。
寝よう。
そう思って一度目を閉じて布団に潜ったら夢を見た。
もはや今はどこに住んでいて何をして暮らしているのかも分からない、小学校の頃の同級生の女の子が夢に出て来た。
名前は彩ちゃんという。
彩ちゃんが棺桶に入っているっていう・・・。
なんという夢を見てしまったんだろう・・・。
その前後は全く分からない。覚えてない。
連絡をとってみるべきかどうか、ため息が出る。
連絡先を知らないどころか、彼女の実家が辛うじてわかるだけだ。
どうするかはまた明日決めよう。
今日は眠ることにする。