長女も二女も、“うらない”という言葉を一定期間まで“うならい”と言っていた。
血は争えないなと思う今日この頃だ。
さて。
占いについてなのだが。
実は私はさして占いには興味が無い。
何年も前に世間で細木数子の六星占術?が流行り、細木数子がメディアによく登場していたころに、
私は最初の夫と結婚をしたらしい。
死別をして暫く経ったとき、友人にこう言われた。
「今だから言うんだけど、ハルたちが結婚した時期って大殺界だったはずなんだよね・・・」
知らんがなww
とは言え、それを信じている人たちを否定する気はない。
納得のいくことであれば、素直に聞く。
ならば婚前に一言説得してもらっていれば少しは考えたかもしれないのに・・・
と思ったが、もう過去は戻せないのである。仕方あるまい・・・。
と、こんな具合の私でも、占いに行ったことがないわけではない。
学生時代に仲の良かった友人3人で、よく当たると有名な某占い人のところへ行った。
独特の雰囲気の場所かと想像していたが、雑居ビルの一階に静かに机と椅子だけという席を確保している普通のおばさんだった。
黒い幕もなければ水晶玉もない。
妙な衣装に身を包んでいるわけでもない。
そんな占い師を見て私は思った。
いやいや、せめてカタチから入ろうぜ・・・と。(笑)
とかく自分の将来や未来などは自分の生き方や思考の癖が創り上げていくものなのだという確固たる考えを持っていた私は、
あまり聞きたいこともなかったが、唯一聞いておきたいことと言えば、
自分の健康のこと、そして、子を持つ母親になれるのだろうかということだけだった。
友人3人の占いは滞りなく終わった。生年月日を名前を、広告の裏を再利用した裏紙に書き、
それを占い師が占ってくれるのだと言う。
A子は男運がないと言われて肩を落としており、
B子は付き合っても母親の様になってしまうのでうまくいかないのだと言われており、
C子は平凡な結婚が出来るので心配は要らないと言われていた。
その他の細かいことも多々聞いた。
そして最後に私の番だった。
緊張はしない。
他の友人3人も私の傍で私の占いを聞いている。プライバシーww!!
***
占い師さん(以下おばちゃんと表記す)は私の生年月日と名前を見て、使い古した算盤で何やらパチパチと珠をはじき
私の目をじーっと見る。
ほぇ?・w・
私も目を逸らさずにおばちゃんの目をじっと見ている。
まるでにらめっこのようだ・・・。
変顔でもしてみようか・・・。いや、やめよう。
するとおばちゃんが口を開いた。
「置き引きに注意しましょ。そして下半身にも注意をしてね」
エエェェ(´・д・`)ェェエエ
期待外れの言葉に幾分かガッカリした。
しかも下半身注意など言われても何をどう注意しろと?
男とセックスするときはちゃんとゴム付けなさいよという意味なのか。
それとも子宮系の病気に気をつけろというのか。
まさか今の夫のアソコに付いているものは時限爆弾なのか?!!
念のため気を付けることにはしてみよう。
置き引きに関しては、もうよく分からないのでよしとした。(笑)
どうせ盗られても取り返すまでもない。ブランド品のバッグを持ち歩いているわけでもあるまいし。
するとおばちゃんが
「ちょっとあなた、手を見せて」
という。他3人の友人には手を見せろなど言わなかったので戸惑ったが見せろと言うので見せた。
「うん、やっぱり特殊な星の下に生まれてるのよ。あなた。気を付けなさいね、常に命狙われてるわよ」
と言われた。
「何に狙われているんですか?」
と聞けば
「あやかしよ」
という。
妖(あやかし)???
自宅で思わず広辞苑を引いたののを今でも覚えているw
この国にいる妖怪の総称らしい・w・;
2,000円払ってこんな脅しに近いことを言われ、私は良い気がしなかった。
常に命を狙われてるってどこの番長だよ・・・
とブツブツ言っていると友人は皆笑った。
「いつもオチがつくよね~!ハルって!!」
などと言われている。笑われているが、ネタになったのかと思うと嬉しかった。
たったそれだけの話だった。
それから数年後、勤務先の銀行の支店に占いマニアの代理さんがいた。
Y代理は支店の皆から「占い師」と影で呼ばれていた。w
その代理さんとたまたま昼食時間が一緒になったことがあった。
その時、彼はこう言った。
「六星占術で見たらハル君、きみは霊合星人だよ。霊合星人の火星人+ね。けっこう波乱万丈な人生をいくと思うよ。いや~まさかハル君が霊合星人とはねぇ~あひゃひゃ 実に面白いですね」
などという。
どこに笑う要素があるんだ?と真面目に考え込んでしまった・・・。
同支店にいる社員全員の生年月日を調べては地味に占っていたんだそうな。
しかしこの時もまた、「波乱万丈」という言い方をされた。
統括していうと、
命を狙われながら波乱万丈な人生を送る
らしい。
無理ゲー
とツッコミを入れたくなる。
ふと思い出したが、そう言われてみれば・・・な人生である。
それでも私は自分自身を不幸な人生を歩んできたとは微塵も思わない。
夫ヒロシと一緒で、鉄のハートなのかもしれない(笑)
そしてつい先日のこと
出先の商店街のアーケード内で、片づけをしていたどこかの占い師(手相専門)が、
小脇に抱えていた小物を私の目の前で落とした。
気付いてないようだ。
私はそれを拾い上げ、手相占い師さんにお渡しした。
「あの、これ今落とされましたよ」
よく分からないが、あの時占ってもらった時の敵を討ったような、そんな気分になったww
江戸の敵を長崎で討つような。笑
たかだか物を拾ってあげただけのことでそんな気持ちになれる私は夫よりも単細胞かもしれないw
これからも下半身に気を付けて生活をしていこうと思う。
よく洗います。
(そうじゃないって?w