社員Aさんはクスリとも笑うことなく、真剣に話を聞いている。
「そうかぁ・・・僕はでも、料理を不味いと言ったこともないし、別れた奥さんにはねぎらいの言葉も掛けてたんですけどね」
「そうかぁ・・・夫婦の事には夫婦にしかわからないって言うし・・・奥さんにもいろいろ思いがあられたんでしょうね・・・
あ、でも、私は自分も悪かったって思ってるんですよ・・・今こんなことを思ってるよ、今こんな気持ちになったからやめてね、手伝って欲しいんだよ・・・そういうことを伝えるのが面倒になっちゃって、諦めちゃったんですよね。勝手に夫に見切りをつけちゃったというか。でもそういうことって言われなきゃ分からないじゃないですか、今のAさんみたいに。だからうちの主人も戸惑ったんじゃないですかね」
「社長は幸せだと思いますよ」
「そう?幸せだと本人が思ってくれてるなら嬉しいけど」
「あの働きぶりを見たら幸せなんだろうなと思いますよ」
いや・・・ヒロシの原動力はあくまでも¥金¥なんだがな。
と心の中で思った。
「ありがとう。Aさんまだ若い(45歳)んだし、かっこいいんだから受け入れてくれる女性はたくさんいると思いますよ!」
と言っておいた。
恭子なんてどうだろうか?と思った。
話を聞いてると、結局Aさんが選ぶ女性がわがままなんだろうなと思ったからだ。
わがままな子と気が合うんだろう。
それにしてもヒロシ・・・
夫婦の営みの話を社員にするとか・・・
アホなの?
仕入れ先の若い男の子にも言ってましたよって言われて私は愕然とした。
もう・・・><
絶対にしない。
あと7日間は絶対にしない!!
またレスになったって知らない!!!
と思った。
~完~