ついに夫が同じ布団に入ってきた。
7年前に体を重ねたときは、今の家は建っておらず、事務所の上の階の独身寮に住まわせてっもらっていた。
その独身寮の一室にある、夫だけの部屋、
その部屋の中にさらに1室、まさに寝るだけの部屋があった。
まるで棺桶の中のように狭く暗く圧迫感があり、閉所恐怖症の人間なら絶対に入れないようなそんな場所だった。
閉所恐怖症ではない私でさえ、酷く圧迫感を覚えたそんな部屋だった。
明るい時間に見たらその一室の壁紙は黄土色をしており、なんとセンスの悪い壁紙なんだ・・・と思った。
夫に聞けば「黄土色?これ金色だろ?」という。いや、どこからどう見ても光ってなんかいません。黄土色です。
This color is Ocher!!
そして私たちはその黄土色の一室で体を重ねたのだった。真っ暗な部屋で。
ただ、明るい部屋で体をまじまじと見られたくなかった私には、ある意味都合がよかった。
*
ヒロシがモゾモゾと体を触ってくる。
短い指の、分厚い手である。
上着の下に手を潜らせてお腹から、そして腹部から上の方へ。
決して上手とは言えないが、7年前まで二女が吸った授乳以外、何の音沙汰もなかった私の胸部にはなかなか刺激的だった・・・。
色々な思いが錯誤する。
でも余裕はない。
おそらく夫にも余裕がない。夫の息は荒々しくて、少し怖かった。
小さく声が漏れる。
覆いかぶさるようにして、ヒロシの顔が近づき、唇が触れた。
キスもどのくらい振りだっただろう。
喉が焼けるように熱く、腹を括ったとはいえ、鼓動が鳴りやまない。
制御不能嘔吐しませんように・・・。神様に一瞬願った。
夫が首筋や耳の下あたりにも触れてくる。
いよいよだ・・・。
大丈夫なんだろうか・・・。
えい!って言わずにしてくれるんだろうか・・・
もう明らかに硬直状態。セルフコントロールが利かない。
夫が私の足を抱えて、いざ。
ぬぁぅっ・・・
(´ºωº`)!
痛いんですけど_:(‘ω’ 」∠):_
そりゃそうだ・・・それじゃヒロシだって痛いだろうに・・・
大丈夫なんだろうか・・・
うぅぅぅ・・・ ←うめき声
「気持ちいい?」 ←夫、勘違い
「痛いんだけど・・・(´;ㅿ;`)」
「え!?じゃあもうちょっと」
もうちょっと何をするっていうの?恐怖。
胸にキスを始める夫。
そこなんかい!
いやいやいやいや・・・
「ちょ、もうちょっと・・・・・ゆっくり動いて、お願いだから」
よく分からないがものすごいスピードで腰を振ってくるので、優しくするよう言った。
やっと落ち着いた動きになった夫は、様子がおかしかった。
「はる、イクよ?」
・w・?ど・・・どこへ?
「ぁ・・・・ちょ、っと・・・ヒロ・・・・・・ゴム><!」
あ・・・
。・*・:=( ε:)ぬぁっふっ・・・
ええええええええ
何分経った?ねぇいま何分経った?><;
ヒロシは呆気なく
ゴムを付けることすら忘れ、私の中に果ててしまった・・・。